ハヤカワ文庫NV<br> 白夜の一族〈下〉

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ハヤカワ文庫NV
白夜の一族〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413880
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

容姿を自在に変え、秘かに迫る追跡者ジェイカブ。その魔手から逃れるため、彼女たちの一族は常に身を隠し、不安とともに暮らしてきた。ハナの母ニコールも、その母アリスも、いやその先の代々の親たちも。ハナは娘リアのため、その因縁を断ち切る決意を固める。ジェイカブといえども不死ではない。だが、最後の対決を前に、彼女の前には意外な人々が……彼女は、終わりなきこの恐怖から逃れられるのか?

内容説明

容姿を自在に変え、秘かに迫る追跡者ジェイカブ。その魔手から逃れるため、ハナたちの一族は常に身を隠し、恐怖とともに暮らしてきた。彼女の母ニコールも、その母アリスも、その親たちも。だがハナは、愛娘リアのため、長きにわたる因縁を断ち切る決意をかためる。ジェイカブといえども不死ではない。だが最後の対決に臨む彼女の前に意外な人々が…ハナは終わりなき恐怖に終止符を打てるのか?圧倒的迫力で描く巨篇。

著者等紹介

ジョーンズ,スティーヴン・ロイド[ジョーンズ,スティーヴンロイド] [Jones,Stephen Lloyd]
1973年イギリス生まれ。ハンプシャー州チャンドラーズ・フォードで育ち、ロンドン大学を卒業。現在はサリー州在住。『白夜の一族』でデビュー

林香織[ハヤシカオリ]
1958年名古屋市生、名古屋大学文学部英文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざるこ

47
ホス・エレテクという特異体質の一族、その落伍者と呼ばれる者から何代も追われる女性たち。下巻は次々と死人が。手口の残忍さと狡猾さ、駄々っ子のような自分本位の愛情の押しつけに同情の余地なく腹立たしくてたまらない。エレニ・カウンシルという組織も登場し、長い年月をかけた血みどろの戦いに終止符がうたれる。アリスは?死体は?子供作らなきゃいいのでは?ツッコミたいとこはあれどジェイカブの最期を知りたい一心でのめり込んで一気に読めた。特異体質のおかげで誰を信じればいいのかという緊張感が最後の最後まで続いて気を抜けない!2020/09/07

あっちゃん

21
最後は三つ巴、いや四つ巴の闘いに?と思ったけど、そこまで混戦にはならなかった(笑)まぁ、敵は卑怯者なので正面から闘わないよね…ラストはえ?そりゃ良かったけどマジで?といった感じ( ̄▽ ̄)2023/06/01

ジョニー

5
ジョジョのディオの物語のようだ。憎しみではなく失った愛を求め何世代に渡って女性を追い続けるジエイカブと逃げ続ける一族の話。子どもがお母さんにウリ二つで生まれ続けるのがちょっと無理がある。ジエイカブの弟が出てこないなと思ったら続編なんだな。映画化しやすそうな設定だった。2017/03/25

Sept

1
面白かった。不老のシェイプシフターがサイコパスでストーカーというキャラは、気持ち悪すぎて秀逸だと思う。結末のオチは強引に感じた。現時点で未邦訳の続編が読みたい。2021/10/07

NOB

1
高速バスに揺られながら読了。 面白かった。 駆け足で読んだので、また機会があればゆっくり読みたい。 多分細かいとことか読み逃してる。2017/03/23

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