出版社内容情報
米国内に仕掛けられた核爆弾を捜せ! スナイパーのギルは、極秘特殊部隊DEVGRU(旧SEALチーム6)を率いて命を懸ける。
内容説明
核爆弾を米国内に仕掛けようとするチェチェンのテロリスト。不測の事態が発生し、核爆弾の一個はアメリカとメキシコの国境で爆発するが、もう一個は米国内に運び込まれた。極秘特殊部隊DEVGRU元隊員のスナイパー、ギル・シャノンは指令を受け、秘密チームを率いて核爆弾の捜索を開始する。だが同じ頃、ギルを抹殺すべくテロリストたちが彼の家に向かい、彼の妻とその母に危機が迫る!壮絶な戦闘を描く傑作冒険小説。
著者等紹介
マキューエン,スコット[マキューエン,スコット] [McEwen,Scott]
クリント・イーストウッド監督で映画化された『アメリカン・スナイパー』の共著者。1961年生まれ。オレゴン州東部の山岳地帯で育ち、オレゴン州立大学卒業後、ロンドンでさまざまな職業に就く。現在はカリフォルニア州サンディエゴに住み、法廷弁護士として活躍するかたわら執筆活動を続け、SEAL基金など軍関係の慈善団体の支援を行なっている
コールネー,トマス[コールネー,トマス] [Koloniar,Thomas]
オハイオ州のアクロン大学で英文学を学ぶ。元警察官の作家。メキシコ在住
公手成幸[クデシゲユキ]
1948年生、1972年同志社大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Panzer Leader
19
前作は外地で仲間を救うという目標に果敢に挑む孤立無援の男たちを熱く描いていたが、今回は米国内を舞台にしているだけに法律・規律なんか知った事かとばかりの「ダーティ・ウォー」。FBIのSWATチームさえも赤子扱いの戦争を容赦なく描いている。耐える女性と思っていた主人公の妻も今回は大活躍。荒唐無稽一歩手前ながら起こり得るかもと思わせる圧倒的迫力で描き切る。次作は一体どこまでエスカレートしてしまうんだろう。2016/06/22
スー
12
今回はロシア製のスーツケース型核爆弾がメキシコの麻薬カルテルの密輸トンネルを通って二個持ち込まれ、その内の一個がトンネル内で爆発し発覚する。大統領が捜索を命じるがCIA、FBI、NSA、軍の連携が縄張り争いや功名争いや嫉妬で上手くいかない。FBI、SWATがSUVを列ねて容疑者の潜伏所の乗り付けバレる等事態を悪化させたる。主人公のギルが率いる元特殊部隊の傭兵達が臨機応変に動き敵を追い詰めていく。面白いが登場人物が多くて混乱してしまいました。此れからの戦争は少数部隊の潜入とその阻止の戦いになるような気がする2017/07/09
ゆーぼー
7
先日、オバマ大統領が議長を務める「核安全保障サミット」が開催され、テロリストの手に核物質が渡らないように強調していました。 それが実際発生してしまったらこういう事態になるという恐ろしさが、背中を這い上がってくることを体験できるストーリーです。 合法、非合法、などと論じている余裕など無く、苛烈な捜査が進められてシーンが生々しい。 調べてみると、アメリカにもSADMという、バックパックのように運搬できる核爆弾があった。 読み終えた時には核安全保障サミットの抑止効果に期待するばかりでした。2016/04/06
Coders
3
どうも主人公シャノンに関する背景説明が少ないなぁと思いつつ読了。案の定シリーズ2作目というオチ。初読みの作家、シリーズには気を付けてるつもりなのだが。今のところ1作目に遡って読む予定。2019/02/11
tai65
3
星4つ2016/08/19