ハヤカワ文庫NV<br> アラスカ戦線 (新版)

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ハヤカワ文庫NV
アラスカ戦線 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413743
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

第二次世界大戦中、極寒の地で展開される男と男の対決。冒険小説の名作が新版で登場!

内容説明

1944年、日本軍は占領地アッツ島で飛行場の建設を開始した。この地から爆撃機を飛び立たせ、米本土を攻撃しようというのだ。だが飛行ルートにあたるアラスカ上空は天候不順で、出撃には多大な危険が伴っていた。かくて日高大尉以下11名の精鋭はアラスカ山中に潜入、気象情報を送り始める。が、これを米軍が察知、アラスカを知り尽くした男たち14名を送り出した!苛酷な大自然を舞台にしたサバイバル戦を描く冒険小説の名作。

著者等紹介

マイスナー,ハンス=オットー[マイスナー,ハンスオットー] [Meissner,Hans‐Otto]
1909年、ドイツ領シュトラースブルク(現在はフランス領ストラスブール)に生まれる。法学を修めた後、外務省に入り、1936年から1939年まで東京のドイツ大使館に勤務、日本の瑞宝章を受けている。以後、ロンドン、モスクワの大使館を経て、ミラノでドイツ領事を務め、機甲部隊の中尉として東部戦線で戦った。1992年死去

松谷健二[マツタニケンジ]
1928年生、東北大学文学部卒、1998年没、ドイツ文学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

204
凄い冒険小説だった。アラスカに潜入した日本人工作部隊と迎え撃つ米軍。どちらも少数精鋭。戦いは相手の裏を読みトラップを仕掛け奇襲をかけるというもの。やがて戦いの相手は大自然の脅威となる。厳冬期の森林、熊、狼、様々な脅威が押し寄せる。原題のALATNAは主人公の日高が出会った原住民の少女の名前。彼女は恵ももたらしたが災いももたらした。アラスカの自然の気まぐれさ、危険さ、自然のめぐみの表象だろう。ハッピーエンドと言っていいかどうかは判らないが、ラストは完全にabsinthe好みだった。2020/09/12

Shintaro

87
面白かった。早くも今月のベスト。シュタイナ中佐のような男が日米にもいて嬉しい。アイヌのような日高遠三大尉とエスキモーのようなアラン・マックルイア。日本軍は米本土爆撃のためにアッツ島に飛行場を作った。爆撃のためにはアラスカの気象を爆撃隊に伝えなければならない。日高らはアラスカ奥地に降下する。電波を傍受した米軍は偵察隊を派遣し、壮絶なサバイバル戦が始まる。1964年に書かれた本書は1970年にハヤカワから訳された。大事に読まれたのだろう、2016年に新版として蘇った。こういった本を僕らが読まずにいられようか。2017/05/04

goro@the_booby

68
再読了。すっかり忘れて読み始めたが素晴らしい!アッツ島で滑走路建設を計る日本軍はアラスカの気象観測のために精鋭部隊を送り込んだ。その部隊を追う野獣監視員をリーダーとする米軍猟師混成部隊。体力、知力を駆使し斃れた仲間の死を越えて闘う男達!ありがちな日本人の描かれ方では日米対等に見ていて作者がドイツ人っていうのもビックリ。史実は悲劇だがこんな物語があってもいい。これは名作「鷲は舞い降りた」に匹敵する物語だ。新装版で発売するなんてハヤカワ良いね!2018/02/10

33
時は第二次世界大戦。日本軍の精鋭部隊がアラスカ山中を極秘任務で縦走する。迎え撃つ米国軍は現地の腕利き猟師たち。銃撃戦以上に厳しい自然環境の中。判断を誤れば凍死するかも知れない状況で、移動と追跡が行われる。任務も重いしドラマも重い。2020/09/11

たぬきオヤジ

32
日本軍が、爆撃機通過を支援するため気象観測班をアラスカ山中に心中させようとする。それに気づいた米軍山岳部隊が迎え撃つ。戦いは特殊部隊らしく相手の裏をかこうとするものだが、冬が近づいて、やがて戦いの相手は大自然そのものとなる。様々なサバイバルテクニックが披露される。ラストはまぁ、この手の小説にお似合いのもの。むろんこれはフィクションで、作戦自体が架空のもの。2020/10/17

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