出版社内容情報
クリスチャンのプロポーズを承諾したアナ。結婚式、ハネムーンと、夢のような幸せと官能に溺れるふたり。でも……。待望の文庫化
内容説明
アナの父親の事故の知らせが届く。クリスチャンは青ざめる彼女をしっかりと支え、ふたりの絆が深まっていった。だが、病院で判明した思いがけない事実に、クリスチャンが動揺し、アナは裏切られたと感じてしまう…。愛し合っているのに、すれ違ってばかり。ふたりは本当の幸せにたどり着くことができるのか?大型映画化決定!究極のラブストーリー、感涙の最終章へ!
著者等紹介
ジェイムズ,E L[ジェイムズ,EL] [James,E L]
ウェスト・ロンドン在住の作家。夫と二人の息子がいる。元テレビ局役員。ネットで発表した趣味の小説をベースに書き上げた“フィフティ・シェイズ”三部作は、2012年4月にアメリカの大手出版社から刊行されるや記録的ベストセラーとなった
池田真紀子[イケダマキコ]
英米文学翻訳家、上智大学法学部国際関係法学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
37
継父の回復で喜ぶ中、またまた2人を脅かす試練。思いがけないアナの妊娠に慄き怒りをぶちまけるクリスチャン。埋まらない溝、クリスチャンの裏切り、ジャックの卑劣な攻撃と、ストーリーが目まぐるしく展開していく。大怪我を負いながらもクリスチャンとミアを救ったアナ。でも、その事でようやくクリスチャンと本当の絆が生まれた。長年にわたる深い闇から解放されたクリスチャン。まさしく命がけでアナは幸せを掴み取った!あの「メンドクサイ」クリスチャンも良かったけど、幸せに溢れたエピローグでのクリスチャンもとても素敵でした。2020/05/23
tsubomi
9
2016.04.05-04.10:ジャック・ハイドとクリスチャンの関係が暴かれてちょっとスッキリ。実の親との関係だけじゃなく里親(現在の両親に引き取られる前の一時的里親)のところでの問題も抱えていたとはね。アナが主人公のようでいて、結局のところクリスチャンが成長する物語でした。それにしてもやはり男女とも美形で才能あってっていう条件が今ひとつ共感できない点。お金目当てじゃないといいつつも、大富豪ゆえに楽しめた数々の出来事を否定はできないでしょうに。彼が貧乏でも結婚したかどうかアナに聞いてみたいものです。2016/04/10
REI
9
終わった!三部作!でもまだ気になるところはある…(^^)クリスチャンの過去のこと、思うことはあったのだけれど、言葉にしては語れない。わたしには不可能だと思うけれど、アナみたいにひとを愛せる人間になりたいな、と思いました。2016/01/11
すっちゃん
8
⭐️⭐️⭐️ 最終巻読了。最後が一番面白かったかな。エピも良かった。さて、次の映像にも挑戦しようか?2017/08/05
よし蔵
7
まだジャック・ハイドが続いてた。ミステリー要素頑張ってるけど、保釈金の出処とその関係性についてはあっさり片付けられ、やっぱり本題はふたりの関係がいかに深まるか、過去をふたりがどう克服するか。アナの仕事や子供について、なんだかんだと折り合いをつけてクリスチャンは成長していく。最終的には理想の家庭ができましたとさ、めでたしめでたし。大人用のディズニープリンセスストーリー的なんだな、つまりは。王子様には富と美貌を求めるけど、女性側も美貌は必須っていう。。もういいかな。2016/04/10