ハヤカワ文庫<br> ラスト・タウン―神の怒り

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ハヤカワ文庫
ラスト・タウン―神の怒り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413545
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

〈FOXチャンネルでドラマ放送中!〉支配者の非情な決断により、町は恐怖のどん底に! 驚愕の『パインズ』三部作、完結篇

内容説明

保安官イーサン・バークの告発が引き金となって、町を外界と隔てるゲートは開け放たれた!異形の生き物が群れをなしてなだれ込み、人びとに襲いかかる。凶暴な牙と爪!血塗られた町を飛び交う恐怖の叫び!イーサンは住民を組織して、怪物たちや町の創設者に立ち向かう。だが、仲間は次々と怪物の餌食に…。人類最後の町の未来はいかに?『パインズ』『ウェイワード』に続く三部作の完結篇!

著者等紹介

クラウチ,ブレイク[クラウチ,ブレイク] [Crouch,Blake]
1978年ノース・カロライナ州生まれ。ノース・カロライナ大学チャペルヒル校で文学と創作の学士号を取得した。現在までに十篇の長篇を上梓した他、“エラリイ・クイーンズ・ミステリマガジン”“ヒッチコック”誌に中短篇も発表している。コロラド州デュランゴ在住

東野さやか[ヒガシノサヤカ]
上智大学外国語学部英語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

65
もはや見慣れたパニックムービーの一つに過ぎないほど単純なストーリーではあるが、『パインズ』で大きく広げた風呂敷を折り目正しくたたんである。いや、それだけであったらそれこそ凡百のヒット作品の2部作、3部作と変わりがないところだが、最後の一行が…それによってもたらされる余韻が…この作品を見事に引き締めている。まあ固いことは云わないでハラハラドキドキ、ページをめくる手が止まらない、十分楽しめる作品であることは間違いない。2015/09/02

あじ

56
イーサンたち最後の人類の決断は、敗北ではなく挑戦だったと思う。種存続のDNAが生き続ける限り、人類は望みを捨てないだろう。そして進化はあっても、退化はないはずだと信じたい(知性)。人類の成り果てた姿である生物アビーが、再び人間らしさに目覚めるその時がきっとくる。種の進化は極めて尊く、奇跡であるから。…………ドラマは細かな設定からして、原作とは違う路線に進みそうだ。そちらの最後はどのように締めくくられるのか、シャラマン監督の解釈に注目したい。三部作完結。2015/10/14

momi

49
三部作完結編!ひゃ〜!ものすごいスピード感!!翻訳本が苦手な私とは思えないスピードで読み終えました!!そして…ものすごいドキドキ感です!海外の映画やドラマが好きな人には特にオススメ!第一部の脱出劇からのまさかの展開!!これで完結編だけど…その後どうなったのか!?いろんな意味で、また続くような気もする意味深な終わり方…。作者が感化された「ツインピークス」は見たことがなくて分からないのだけれど、私にとってはむこうの映画の脱出もの、猿の惑星、バイオハザードをミックスしたようなドキドキした作品でした!!2015/08/31

yumiDON

46
ため息とともに読了。すごい吸引力の三部作でした。最終巻は、前作にも増した疾走感。とにかく走る。この作家さんのリーダビリティはすごい。訳してる方も上手いのでしょうね。完結編だけに、バイオレンスの嵐ですが、グロ度はそこまで高くないかも。個人的には2巻が一番好きで、面白かった。2016/05/12

Small World

39
サスペンスにミステリーと、一作ごとに姿を変えるこのシリーズですが、本作はパニックものでした。ソープオペラ要素は、思ったほどドロドロにはなりませんでしたが、ラストの選択には、ちょっと驚きました。できれば、もう少しだけ続きが読みたかったですね。2016/07/20

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