出版社内容情報
最後の罠罪の深みと人間心理の不可解さをも描いた国際謀略スリラー驚異の4部作、ついに完結!
内容説明
瀕死の状態となって砂漠で発見され、病院で眠りつづける男。彼が巨額の金を横領して指名手配されている“サトラー”なのか?それとも、サトラーなどそもそも存在しないのだろうか…。姉夫妻が暮らすキプロスに滞在中のドイツ人リーケは、あるノルウェー人に英語を教えることになる。しかし、しだいに彼女はサトラーを取り巻く謎の深みにのみこまれてゆく―傑作スリラー四部作、恐るべき読み応えで圧倒する最終巻!
著者等紹介
ハウス,リチャード[ハウス,リチャード] [House,Richard]
イギリス出身の作家、映像作家。シカゴ・アート・インスティテュートで芸術修士号、イーストアングリア大学で博士号を取得。シカゴを拠点とした団体“Haha”の一員として様々なアートプロジェクトに参加。長篇二作を発表した後、2013年に『クロニクル』四部作を発表。同書はブッカー賞候補となり、注目を集めた。現在バーミンガム大学で創作を教える
濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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