内容説明
彼女の名前はアデル・ブラン=セック。比類なき知識と勇気、すばらしい行動力を持つ、パリでも評判のジャーナリストだ。そんな彼女の行く手に待っていたのは、空前絶後の大冒険だった。愛するものを救うため、ファラオの秘薬を手に入れるのだ。エジプトの遺跡からパリの都へ。追いすがる警察もなんのその、難攻不落の監獄へも突撃!その突進の結末やいかに?ニューヒロイン誕生!世界が待っていた最高に熱い大冒険。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
homkithi
1
映画未観。本日公開映画の小説版。映像が目に浮かびます。想像していた話とは、違う方向にどんどん話が進んでいくのでどうなることかと・・・。印象としてはハムナプトラとナイト=ミュージアムを混ぜたような全体的にコミカル。訳者あとがきによれば実際、原作はフランスの人気コミックらしいです。2010/07/03
ニミッツクラス
0
10年の同名仏映画のノベライズ本。仏人作家タルディのバンド・デシネ「アデル・ブラン=セックの不思議な冒険」の「アデルと野獣」が原作らしい。「ハムナプトラ」みたいな話かと思って迷ったが、ベッソンの名前があったのでつい買ってしまった。事故で人事不詳の双子の妹を救うため、姉のアデルが奔走する話・・1911年頃の設定だが、近代医学ではなくファラオの侍医(!)の治療法をアテにしているところがワケワカメ。もちろん侍医には復活してもらう必要がある。ノベライズはハチャメチャだが、ベッソンの映像には大いに期待。★★★☆☆☆2012/11/12