内容説明
大学教授のイーサンは、息子を突然のひき逃げ事故で失った。ガソリンスタンドで一瞬目を離した隙の惨劇。復讐を誓ったイーサンは独自に犯人探しを始めるが…。一方、ひき逃げ犯の弁護士ドワイトは罪の意識に苛まれ苦悩の毎日を送っていた。やがて二人の男の運命が皮肉な形で交わるとき、さらなる悲劇がそれぞれの家族を襲う。全米が大絶賛!テリー・ジョージ監督映画原作のダーク・サスペンス。
著者等紹介
シュワルツ,ジョン・バーナム[シュワルツ,ジョンバーナム][Schwartz,John Burnham]
1965年生まれ。ハーヴァード大学卒。大学三年の時、東京に三カ月半滞在し、コンピュータ会社の広報課に勤務。その体験をもとに描いた小説『自転車に乗って』でデビューした
高瀬素子[タカセモトコ]
東京大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藍兒堂
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★★ 当事者ならさうはならない。 文学ぶつて書くからかうなる。2017/08/15
spica
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父と息子と絶望の物語。裏表紙の粗筋ほど劇的でもないし、解説で言ってるほどスリラーでもない。淡々と綴られた悲劇だと思う。希望のかけらは見えてくるけれど、それをつかめるかどうかが分からない最後は、とてもやるせない。2013/07/08
ウッシー
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事故に遭った方にも、事故を起こした方にもいろんな葛藤が有るんだな… 2014/12/27
かにみそ
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小説を読み終わる前に映画のほうを観てしまったのが失敗だったかもしれないけれど、小説の詩的な情景描写はとても良かった。悲しみのメーターはもうとっくに振り切れているのに、不思議と静かで、落ち着いていた。ホアキン・フェニックス主演の映画のほうはさすがにテンポが良く、スピード感もあって、感情の噴き出し方がより情熱的だった。2011/10/12
マツユキ
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家族。元に戻らなくても、守らないといけないものがあるんだろな。2009/11/27
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- 日本の城 改訂版 - 第105号