内容説明
1802年開校の歴史あるアメリカ陸軍士官学校、通称ウェスト・ポイントが怪事件に見舞われた。入学したての新人生が宿舎の部屋で幽霊を目撃したのだ。最初は笑い話にすぎなかったが、目撃者の数が増え、脱走者や負傷者までが出るにおよび、事態を看過することはできなくなった。調査を命じられた心理学教官らは、問題の部屋に観測機器を持ち込み、科学のメスを入れようとするが…元教官が実話をもとに描く恐怖の心霊現象。
著者等紹介
オニール,ティモシー・R.[オニール,ティモシーR.][O’Neill,Timothy R.]
元アメリカ陸軍中佐。ベトナム従軍時は中隊長、戦車隊長。ヴァージニア大学で実験心理学の学位を取得し、その後陸軍士官学校で行動科学・統率科の責任者を務め、ウェスト・ポイントで長く生活している
井伊順彦[イイノブヒコ]
1955年生、早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了、英文学者。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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