出版社内容情報
わがままな子うしのはなこは、ごちそうをひとりじめしたためおなかがアドバルーンのようにふくらんでしまいました! のどかな牧場でのお話です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
ごちそうをひとりじめした子うしのはなこは、おなかがアドバルーンのようにふくらんでしまいました。のどかな牧場でのお話。
著者等紹介
いしいももこ[イシイモモコ]
石井桃子。1907年、埼玉県に生まれた。1951年「ノンちゃん雲に乗る」で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。2008年4月没
なかたにちよこ[ナカタニチヨコ]
中谷千代子。1930年、東京に生まれた。東京芸術大学油絵科卒業。1963年、絵本研究のため渡欧。絵本のしごととしては、欧米各国で翻訳出版され好評の「かばくん」をはじめ、「かばくんのふね」「くいしんぼうのはなこさん」など多数ある。そのしごとは国際的にも高く評価されている。1981年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
39
とってもわがままで食いしん坊かつえばりん坊な仔牛・はなこ。牧場でもその3拍子が猛威を奮うなか、他の仔牛たちは健気なほどに従順でとても優しい。別段はなこに反発することもなくのんびりペースで過ごしたり"おあまり"をいただいたり。アドバルーンのようなはなこの姿に大笑い!他の優しい仔牛たちははなこを心配しながら、破裂するかもしれない恐怖にどうすることも出来ず「離れて離れて!」と思わず言っちゃうドタバタに失笑でした。「ぅもおう!・もおう!・ぅもう!・もう、もう・もう!・うもおう!」鳴き声の使い分け、出来るかな。笑2020/12/22
たーちゃん
26
食い意地を張ったらろくなことないですね。食い意地も張っても威張ってもだめだということ。息子も「元気になって良かったねー」と言っていました。2021/12/06
anne@灯れ松明の火
24
隣町の遠い方で。『このえほん だいすき!: 読み聞かせのための48冊』で気になった作品。いしいももこさんは翻訳が有名だが、こんな絵本もあったんだ。ホントにホントにくいしんぼうで、呆れるぐらい(笑) そこまで自己中心的でいいの?と思うけれど、周りの牛たちは優しい。面白かった! なかたにちよこさんの絵も素朴な雰囲気でいい。2018/02/05
くぅ
22
はなこさん、、、めっちゃ怖い。食べるのはすごいし、力もちでパワフルだけども。(4歳9ヵ月)2022/02/22
メープル
20
今年初の読み聞かせ候補。干支のうし。はなこさんの食いしん坊&わがままっぷりが、なんだか憎めない。注射でガス抜き。おとなしくなったはなこさんはちょっとものたりないわ(笑)娘の反応も良かった。2021/01/07
-
- 和書
- 簡明基礎中国語