内容説明
フランス側の情報操作とも知らずに、灼熱の紅海で敵の策にまんまとはまりマルタへと帰還したオーブリー。やがて、彼はマチュリンともども北アフリカのバーバリー海岸へ派遣された。かの地の太守が英国に宛てた不当な要求に対処せよというのだ。外交交渉ですめばよし、さもなくば強硬手段もやむなしとの命令だった―果たして一行の前に、太守と密かに手を組むフランス艦が。オーブリーとマチュリンのコンビに危機迫る。
著者等紹介
高津幸枝[タカツユキエ]
国際基督教大学教養学部社会科学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。