内容説明
第二次大戦中にナチが略奪し、行方知れずになった数々の名画。それらをひそかに買っていた人物のリストが、ドイツ赤軍派のシュトラッサーの手にわたった。活動資金を得るため、彼はリストの人物を襲って絵を奪いはじめる。そのあとを追う、CIA対テロリスト課のセムコとモサドの女性部員レイチェル。そして、ロシアの対外情報部も追跡戦に加わった。プロフェッショナルたちの壮絶な死闘を描く、迫力のアクション巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
12
第二次世界大戦中ナチスが略奪し、戦後行方知れずとなった名画の秘匿リストをめぐって、ベルリンの壁崩壊以前の東ドイツで、秘密警察・諜報機関を統括する国家保安省(シュタ-ジ)に所属していた国際テロリストのリーダ-vs.CIA、モサド、ロシアの諜報機関が入り組んだ、四つ巴の死闘が展開するのスパイ・アクション巨編。テロリストの残虐非道さ、非道なスパイ合戦の悪辣さが繰り返される中盤前から敬遠したくなるも、モサド女性部員のキャラに支えられ大団円まで漕ぎつけられた、体力勝負の小説。2023/07/09
tai65
3
星4・52018/12/10
tak
2
★★★☆☆2024/09/25
雅
1
詳しく説明。ちょっと多い2017/08/10
としし
1
読みにくかった。理屈っぽくてどうも最後までのめり込みことができなかった。主人公が冷たすぎるからかなぁ。2016/07/01