内容説明
アラブ・ゲリラに誘拐された英国人ジャーナリストを救出するため力を貸してほしい―。SBS(英国海兵隊特殊舟艇隊)のノックス大尉の依頼を、元SAS大尉チャーリイは受諾、ノックスらと共にシリアに向かう。だが、彼はソ連の工作員で、チャーリイを利用して英国を揺るがす陰謀を実行しようとしていた。それを察知した英国は陰謀を阻止すべく、SBSの精鋭チームを出動させた。特殊部隊の死闘を描く、SBS三部作の完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
10
イギリスの特殊部隊SBS(英国海兵隊特殊舟艇隊)三部作のフィナーレ。SBSの将校になりすましたソ連のスパイに騙された元SAS大尉が、シリアに潜入することに。これが重大な国家間の深刻な対立を招く陰謀であることを察知したSBS司令ヒスロップ少佐は、この元大尉スウェイルを奪還もしくは射殺する作戦を立てます。問題のないと思われたこの作戦がなぜ破綻したか。現場指揮官オックスリイ大尉はなにを行ったのか。最初イラつく展開だと思ったけれど、途中から息も尽かせない展開。見事なフラートン節だねぇ。2018/10/17
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