ハヤカワ文庫JA<br> AIとSF〈2〉

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ハヤカワ文庫JA
AIとSF〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 736p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150315849
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

AIの普及で変化せざるをえない物語と家族を描く長谷敏司「竜を殺す」ほか、急速に社会へと実装される、AIの最前線12篇を収録

内容説明

2036年、AIを使用するトレンド型の兼業作家である北川光一の誇りは、困難の象徴であるドラゴンを倒す物語を書き続けることだった。そんなある日、息子の卓史が傷害致死で逮捕される―AI時代の家族と物語を追究する長谷敏司「竜を殺す」、大規模言語モデルを使用して執筆された樋口恭介「X‐7329」、伝説の作家の不在が1950年代米国のAI偽史を構築する塩崎ツトム「ベニィ」ほか、社会実装が進むAIとの共生、11篇。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

41
長谷敏司「竜を殺す」がよかった。まあ枚数も多かったけど。(メモ代わりに)初読でよかったのは茜灯里、塩﨑ツトム、海猫沢めろん。海猫沢めろんからは同じ匂いを感じたwのでSFじゃないのでもいいので読んでみたい。塩崎ツトムさん「ベニィ」は、小説として読んだらすごく面白いけど後半尻すぼみに感じた。もっと面白くなってたよなぁと。(えっ!2次創作?でも、作者が読メにでてきてあれこれかくのは初めて見たw)2025/03/23

よっち

26
急速に社会実装が進むAIと人類の共生をテーマに、11人の作家が描いた中短編集第2弾。前作より参加作家が減りページ数もばらつきが大きい中で、仕事でAIが人に置き換えられ、塾講師をクビになってAI作家をしている父と、傷害致死を起こしてしまった息子の何とも複雑な関係を描いた長谷敏司さんの作品が一番印象に残りましたが、これからどうすればいいのか道筋がぼんやりとしている様子が描かれる一方で、現実的な折り合いをつける大人と、不安を隠せないこれからの子供世代というギャップを感じる時代はもう遠くないのかもしれないですね。2025/01/09

Mc6ρ助

23
日本がなぜ介護のIT化、AI化、ロボット化、それらの開発を積極的に推し進めないのか、なにがその障害なのか、開発の隘路なのか、浅学な爺さまにはさっぱり理解が及ばない。上級国民な方々は、貧しい人たちのホッペタをカネでヒッパタけば良いとでも思っているのか、貧しい人たちがどうなろうと知ったことではないのか(ここでも安楽死を求めるというのか)。人の寿命と健康寿命に当然落差があるので、今回多い終末期の話、多くの人は介護の果てにしかたどり着けない。SFに求める話ではないかも知れない。この本の感想ではないかも知れない。2025/01/19

塩崎ツトム

23
億万長者がその資本主義パワーで青春時代に読んだSFの世界を実現しようとする時代、SF作家やSF読者は「SFのシャレにならなさ」についてもっと考えないといかんと思っているが、日本SFは若手として名を馳せている人にはITエンジニアや実業家としても活動されている方がいて、なんというか、よくも悪くも無邪気な状態が続いていると思う。本書の自作などはなるべくそういう「シャレにならなさ」を前面に出したつもりである。(つづく)2024/12/01

本の蟲

18
二匹目のドジョウになれなかった残念SFアンソロ。分厚さはそのままに、第一弾22名(うち推し作家8名)に比べて11名(推し1名)と執筆人数だけでなく魅力も半減。もちろん新人含めて皆既知の作家だったが、代表作を超える切れ味を持つ作品はなかった。唯一期待していた長谷敬司も、希望の糸が細い悲観的な話で好みではなし。他どれも「AIを書く」が先に立って話の面白味がない、あるいは薄い。相変わらず円城塔・樋口恭介は「SF敬遠者増やしたいのか」としか思えない、ろくろを回すような作風文章。読むたびに苦手意識が強化される。(続2024/12/15

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