出版社内容情報
ドライドン騎士団はイシュトヴァーンを討つべく、ヴァレリウスはリンダを案じ、ともに船でアルゴ河を北上する。パロを目指して。
内容説明
かつて中原一の繁栄を誇った国家パロであったが、ヤンダル・ゾッグの魔道的侵略によって疲弊し、ついに首都クリスタルは壊滅した。また、イシュトヴァーンの介入を許してしまい、リンダの安否も定かではない。この状態を打開すべく、沿海州からの遠征隊が組織される。ドライドン騎士団はカメロンの仇イシュトヴァーンを討つべく、ヴァレリウスは国とリンダを案じ、ともに船でアルゴ河をさかのぼってゆく。パロを目指して。
著者等紹介
五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ、作家。著書『アバタールチューナー1~5』『“骨牌使い”の鏡』『流浪の皇女』『水晶宮の影』『雲雀とイリス』『闇中の星』『トーラスの炎』(以上早川書房刊)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、最新刊正伝(篇)149巻(182/182)、前作より1年半経過していますが、ほとんど物語が進みません🐆 早く次作『ルアーの決断』を読みたいです。五代 ゆうは超遅筆なので、本作を完結させるため多作の作家かAIに変更して欲しい所です🐆2024/07/30
coolgang1957
62
ストーリーはもうほぼ忘れかけてます。月刊くらいで出してもらえへんやろか、なんやったら週刊でもと無茶言うてまんねん😅五代さんのあとがきでちょっとは思い出すこともあるけどねぇ。しかしヴァレリウスくんもええ加減油断するのやめてねー🤣 でもまあハリーポッターみたいに呪文叫んでるから進化したのか(こんなに声出してましたかね)🤣 それにしてもいつも言いますが1979年からの読者のうち何人が世を去ったか💧残った同志たちよ、元気ですか〜。2024/08/05
たか
55
本編149卷。1年半ぶりの新刊である。今回はパロ・クリスタル編。タイトルからドライドン騎士団がもっと活躍すると思いきや、一番頑張っていたのはヴァレリウス。ヴァレリウスが、復活したナリス様を、あのナリスと違うと断じるところが格好良かった。 長らく低迷していたけど、これを機に本来のヴァレリウスに戻ってほしい。 D評価2024/11/18
ゲンタ
42
グインサーガ149巻、昼休みに買いました。入荷数、少ないな。第1巻にも出ている表紙の彼が出てきて感無量です。後書きにもあったがタイトルと内容が良い意味で…。次巻は「ルアーの決断」2025年だそうです。早く読みたい。2024/06/04
ぐうぐう
36
ヴァレリウスとナリスの邂逅が描かれる『グイン・サーガ』最新刊。死んだはずのナリスを前に、戸惑うヴァレリウス。「あなたはナリス様ではない」と詰め寄るヴァレリウスに、ナリスはこともなげに言う。「なにがそのものを、そのものであると決めるのだろう」当初の完結巻である百巻を超えたあたりで、あるいは自らの病いを意識したあたりで、栗本薫にとって『グイン・サーガ』は終わらない物語になったのだろう。しかし、創造主亡きあと、あえて物語が引き継がれた続篇プロジェクトは、少なくとも終わることを目的としているはずだ。(つづく)2024/06/21
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