ハヤカワ文庫JA<br> 構造素子

個数:
電子版価格
¥1,122
  • 電子版あり

ハヤカワ文庫JA
構造素子

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月04日 13時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150314378
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

SF作家だった父の死後、エドガーは未完の草稿を手にする。物語で父母は子を儲けず、代わりに人工意識、エドガー001を構築した

内容説明

売れないSF作家だった父ダニエルの死後、エドガーは母ラブレスから未完の草稿を渡される。その物語内で、人工意識の研究者だった両親は子をもうけるかわりに人工意識、エドガー001を構築した。自己増殖するエドガー001は新たな物語を生み出し、草稿を読むエドガーもまた、父ダニエルとの思い出をそこに重ね書きしていく。選考会で絶賛を浴びた、現代SF100年の類い稀なる総括。第5回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。

著者等紹介

樋口恭介[ヒグチキョウスケ]
1989年生まれ。岐阜県出身。早稲田大学文学部卒、現在会社員。『構造素子』で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そんれい

19
主人公エドガーが、父ダニエルの死後に母から渡された未完の草稿を読むことから始まる。「言葉は言葉は自身で独立し、新たな言葉を作ってゆく生命体なのだとあなたは身をもって知った」父と子、人工知能の物語。物語の構造が難解で、読了後に作者の梗概を読んで、ようやく物語の構造がわかった😅 章が変わるごとに「わたし」、「あなた」が誰を指しているのか分からなくなってたので、もう一度読み直しが必要だ。作中作に出ていたH・G・ウェルズの本も読んでみたい✨ 2020/09/26

塩崎ツトム

18
「コヌルトピア」と同時受賞のデビュー作。伴名練のようなSFの切貼り、リミックス、ポスト伊藤計劃時代としての死者の代弁、SFとはなんだろう、物語とは何だろうという問いが、ひたすら反復されていく。傑作。2020/07/17

ふりや

17
『ポストコロナのSF』に収録されていた『愛の夢』がとても好きだったのでこちらも読んでみました。SFの枠組みを用いて描かれるある家族の物語。物語ることについての物語。複雑な構成や独特な文体、散りばめられたオマージュなど、一読するとかなり難解に思えますが、最後まで読んでみると「なるほどそういうことか」と腑に落ちました。著者によるあとがきや神林長平さんの解説も合わせて読むとより理解が深まります。樋口さんはこれがデビュー作のようで、この新しい才能が今後どのような作品を作っていくのか、とても気になるところです。2021/05/11

緋莢

17
エドガーの父・ダニエルは売れないSF作家。父の死後、エドガーは未完の草稿を母から受け取る。その物語内では人工意識の研究者が、「エドガー001」という人工意識を構築して…あらすじに<選考会で絶賛を浴びた、第5回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作>と書いてあり、大森望さんも本の雑誌の連載(『21世紀SF1000 PART2』に 収録されています)の中で<同賞歴代受賞作でダントツの傑作>と書いています(続く 2020/09/06

ソラ

16
なんていうか小説なのか評論なのか、なんとなく大まかな流れはわかったけど感想が難しいな…。2020/06/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15799071
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品