出版社内容情報
恵一たち長距離偵察戦闘艦隊は、第一段階として、銀河系とアンドロメダ銀河の中間地点である矮小不規則銀河へと転移するが……!? 設定協力◎銅大
内容説明
銀河系とアンドロメダ銀河のほぼ中間地点に存在する矮小不規則銀河。そのひとつに建設中の前進基地に、恵一たち長距離偵察戦闘艦隊は転移を行なった。そこで恵一たちが見たのは、中心部に太陽を内包した惑星の公転軌道サイズの巨大な戦闘要塞であった!その基地で最終的な調整と装備を整えた恵一たちに、転移先の座標データが上級種族から送られてきた。ついに長距離偵察戦闘艦隊は、未踏の敵支配星域へと転移するが!?人類対粛清者の激烈なる死闘を描く壮大なスケールの戦争SF。
著者等紹介
鷹見一幸[タカミカズユキ]
1958年静岡県生まれ。2000年「電撃hp」誌上に『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』が一挙掲載され、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんりん
15
作戦実行。敵の支配星系での死闘。脱出。そしてファーストコンタクト。2019/01/12
ノリピー大尉
10
粛清者の情報を探るため、敵地アンドロメダに3つの艦隊が送り込まれた。そこには思惑の違いから不協和音が。粛清者側のキャラも初登場。「後世の歴史家」は銀河英雄伝説のノリだな。2018/01/08
へいがぁ
7
文明の衝突?の発端でした。さほど思わせ振りなヒキではありませんでしたが、これからの展開が気になります。2017/12/22
dorimusi
6
新情報てんこ盛りでしたね。初回ボーナスとは言え初回から成果上げすぎで、ちょっとご都合よすぎでしょと思わなくもないけど進行上仕方ないのかな。しかし、攻勢偵察だってのに功を焦って暴走する系の司令官選ぶものか?ってのは気になった。物語上そういうキャラがいる構成くんだんだろうけど、そこは相手の警戒網が上回って……みたいな緊迫したミッションにして欲しかった気もする。まあ面白かったから良いけど。続きも読もう。2025/02/17
ひさか
6
2017年12月ハヤカワJA文庫刊。書下ろし。新シリーズ2作目。敵の銀河への侵攻を果たすのだが、安易な敵で、しかもどこかの惑星に緊急着陸してしまい、冒険が始まる気配が。今までのノリと違う展開だ。うーむ。話は、どこに向かうのだろう。2018/02/10