内容説明
ケイローン軍の長距離偵察戦闘艦隊に選抜された恵一たち地球軍独立艦隊の20名をはじめとするメンバーは、秘匿された辺境の星系で、奇怪なシルエットを持つ粛清者の旧型戦闘艦に偽装した新造艦の習熟訓練に必死で取り組んでいた。めざすは250万光年離れた粛清者の支配星域、アンドロメダ銀河!一方、太陽系の特別士官学校では、新たに入学した第二期練習生800名が、きびしい訓練の日々を送っていた…待望の第2部、開幕!
著者等紹介
鷹見一幸[タカミカズユキ]
1958年静岡県生まれ。2000年「電撃hp」誌上に『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』が一挙掲載され、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ノリピー大尉
14
粛清者との戦いは転換期を迎えた。それまで、防戦一方であった銀河文明評議会は、粛清者の支配する領域へ攻勢偵察部隊を送りこむことを決定する。「裏のない人間はいない。それを見せていることに気が付かない人間と、それを見せないことが自然にできる人間がいるだけだ。」(174ページ) いよいよ第二部開幕。 このシリーズで、最も成長したのはリーだろう。今ではケイイチ以上に好感が持てるキャラ。遠い未来の話なのに「ブラック企業」が登場する。2017/08/20
ひさか
10
2017年7月ハヤカワ文庫JA刊。書下ろし。第2部1作目。粛正者に攻勢をかける部隊の構成も良く考えられていて、興味深く、楽しめる。いよいよ次作は粛正者宇宙への侵攻か。待ち遠しい。2017/11/06
Abercrombie
6
○ 新章開幕。僅かの仲間とともに長距離偵察戦闘艦隊へ転属となった主人公。相変わらずご都合主義の物語展開に、説教じみた会話のオンパレードだけど、それがなぜか心地よいし面白いんだよなあ。2017/09/27
Masanori Mori
6
いよいよ粛清者軍に攻勢が始まる。今から楽しみ。早く続きが読みたい2017/07/31
MasakariR
4
エミリーさん、随分かわいくなったなあ2020/08/13