出版社内容情報
災厄による滅亡を免れるため、演算空間に人類が移住した世界。棄てられた物理世界で生き延びる旧人類のシロとサエの成長を描く
つかい まこと[ツカイ マコト]
内容説明
災厄による滅亡を免れるため、人類が演算世界に移住した遠未来。棄てられた物理世界で、サエとシロ、ショータは、暴力で支配する黒の一統の襲撃に怯えながら暮らしていた。一方、演算世界に生きるクウは、物理世界を見て倦んでいた。生命が情報となり、死すらコンテンツとして代謝するデータ生命の人生。これで生きていると言えるのかという疑問は、クウをある選択へ向かわせる。現役ゲームデザイナーが問う、生と死の形。
著者等紹介
つかいまこと[ツカイマコト]
1969年、大阪府大阪市出身。関西大学卒業後、現在ゲームデザイナー。RPGタイトルのシナリオなどを担当。『世界の涯ての夏』で第3回ハヤカワSFコンテスト佳作を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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