内容説明
21世紀に入り、これまでになく混沌の様相をあらわにしてきた国際関係を理論・歴史・実態の角度から説き明かし国際関係論の新機軸を打ち出す。
目次
国際関係論のニュー・フロンティア―“無極”化に向かうか(?)、21世紀の国際関係
第1部 歴史と理論(国際関係研究における歴史―その課題、および理論との対話;平和学の最前線;国際関係論はなぜ国家に沈黙するのか―主権国家システムの永続性をめぐって;国際関係論とグローバル・ガバナンス論;地域機構と「戦争の不在」―E.ハースとJ.ナイの比較地域統合論 ほか)
第2部 国際関係の現実と展望(人の国際移動とトランスナショナルな空間の形成;急増するFTAとWTO;食料安全保障と国際関係;経済開発論と平和構築;記憶のポリティクスとナショナリズム ほか)
著者等紹介
山本武彦[ヤマモトタケヒコ]
早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 精神科の外来治療