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ハヤカワ文庫
ロング・グッドバイ―東京篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 100p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311568
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

実力派ハードボイルド作家と「カーネーション」の脚本家の最強タッグで贈る、活字でたどる私立探偵・増沢磐二(浅野忠信)の活躍

内容説明

僕のことは忘れてください。でもその前に、僕のためにギムレットを一杯注文してもらえないだろうか―妻を殺したと告白して死んだ原田保からの手紙にはそう書かれていた。彼の無実を信じ逃亡を助けた探偵には心残りのある結末だった。だが別の依頼で保と同じ町内に住む作家の失踪を探るうちに、再び事件の渦中へと…チャンドラーの名作を、戦後の東京を舞台に翻案し、非情な視線で男の友情を綴る、傑作ハードボイルド。

著者等紹介

司城志朗[ツカサキシロウ]
1950年愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。放送作家などを経て小説家になる。83年『暗闇にノーサイド』(矢作俊彦との共著)で角川小説賞を、94年『ひとつぶの砂で砂漠を語れ』で開高健賞奨励賞を受賞。98年『ゲノム・ハザード』でサントリーミステリー大賞読者賞に輝き、同作は2014年に日韓共作で映画化された

渡辺あや[ワタナベアヤ]
1970年兵庫県生まれ。脚本家。大学卒業後、ドイツで五年間過ごす。2003年に映画「ジョゼと虎と魚たち」で脚本家デビュー。主な作品にテレビドラマ「その街のこども」(第36回放送文化基金賞脚本賞受賞)などがある。テレビドラマ「火の魚」ではイタリア賞をはじめ、海外のコンクールでも多くの賞を受賞。その後もNHK連続テレビ小説「カーネーション」など話題作を次々と発表し、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

28
当然レイモンド・チャンドラーの原作には及ばないが、それなりに良くできてるんじゃないかな。とりあえず敗戦後の雰囲気が良い感じだった。ドラマの方も見ているので状況が分かりやすいし人物も頭に浮かびやすかった。しかし他の人の原作に頼ったような作品が多くなってる気がするな~。2014/04/27

matsu

7
俺の大好きなレイモンド・チャンドラーの原作小説を1950年の日本を舞台にNHKが映像化した俺の大好きなTVドラマのノベライズ版。すまない。わざと解かり難く書いているフシがある。申し訳ないがドラマの方が何倍もいいと思う俺だ。それでも小説→ドラマ→小説と2回のフィルター効果か、クールな筆致の物語は日本人好みのウェット感に溢れている。行を追いながら、俺の大好きな浅野忠信や小雪や富永愛を脳裏にキャスティングしつつ読むのは楽しい。ドラマの痺れる台詞が再現されていないのは残念だが、それでも大好きな一冊、な俺だ。2017/04/29

紫苑@低浮上

7
図書館。ドラマから。チャンドラーは未読。いいドラマだったなぁ。2014/07/09

みかさ

7
チャンドラーを先に読んでいたし、ドラマも少しだけ見たので読みやすかった。原作と少し捻ってある部分があるので、比べてみると面白いかも。2014/06/11

(ゆ・ω・ゆ)

5
先に原作を読んでから。綺麗に纏まっていて読みやすかった。ドラマは録画してあるのでこれからまとめて観ます。2014/06/02

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