内容説明
関東湾の自治区に男女別で隔離されている人間たちは、人工妖精と共に暮らしていた。その一体の揚羽は亡くなった後輩が葬式で動く死体になってしまった事件の謎を追う。一方、自警団の曽田陽平は人工妖精の顔剥ぎ事件の痕跡を捜査していた。どちらも当初は単発的な事件だと思われたが、突如自治区を襲ったテロをきっかけに、これらの異変が自治区の深い闇のほんの一端であることを二人は思い知る…。話題の人気作第二弾。
著者等紹介
籘真千歳[トウマチトセ]
1976年沖縄県生まれ。大学の心理学科を卒業し、4年間システムエンジニアとして従事後、携帯電話向け小説賞で大賞および佳作を同時受賞。2008年に『θ 11番ホームの妖精』で出版デビュー。『スワロウテイル人工少女販売処』は第10回Sense of Gender賞話題賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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