内容説明
ジョウたちが発見した難破宇宙船には瀕死の老人が乗っていた。彼は「銀河系最後の秘宝」という謎の言葉を遣して息絶える。その直後〈ミネルバ〉は正体不明の円盤機群に襲撃された。老人から託された暗号データを解読すると、それは、銀河系最大の富豪、ドン・グレーブルからジョウへの仕事の依頼だった。彼はみずからが築きあげた巨万の富にかかわる秘密を明らかにし「銀河系最後の秘宝」の探索を依頼してきたのだった。
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年『クラッシャージョウ』シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より、ユリとケイの二人組を主人公とする、『ダーティペア』シリーズをスタート。SFファンの圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつみかん
10
このクラッシャー・ジョーは僕が高校生の頃に読んでいたものです。今から30年以上前ですね。懐かしさからのチョイスだったので正直内容にはちょっと舐めていたのですが、いや!面白かったですね。ジュブナイルSFなんてジャンルだと思うのですが、好いのです。2023/07/10
halloween.knight
9
最後は刹那い感じかなぁ〜、何十年、何百年経ってっも変わらないって事かなぁ〜、次の巻に突入(≧∇≦)2016/09/24
さこちゃん
5
コワルスキーは本当に死んだのか⁉︎コワルスキーが銭形警部に思えてならない。異種族の共存がテーマの本作。これは人類誕生以来解決することのないテーマである。2016/11/19
ryomisawa
3
シリーズ第三巻。オリジナル版でもここらへんから文章力が格段に上がったと記憶している。改稿しているので、更に上手く、面白くなっている。2022/08/18
めぇにち
3
再読。初読のときはあまり面白いと思わなかったんだけど、今回は面白いと思った。SF的な設定や理屈はほとんど理解出来てないんだけど、人間関係が定石だけど、ピタッと嵌まっている。彼らの会話が好き。そして何気にアルフィンを気にかけているジョウがツボ(笑) そして、大佐がぁぁぁぁぁ!2016/02/19