言葉が呼び求められるとき―日常言語哲学の復権

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言葉が呼び求められるとき―日常言語哲学の復権

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326103041
  • NDC分類 801.01
  • Cコード C3010

出版社内容情報

哲学的困難を解消するには、哲学者の言葉を日常の使用に連れもどす必要がある──。日常言語哲学が現代哲学において持つ可能性とは。

後期ウィトゲンシュタインとオースティンの著作に代表される日常言語哲学のアプローチを擁護し、現代分析哲学が陥っている混迷がこのアプローチを軽視する言語観に根ざしていることを指摘。伝統的な反対論から最先端の現代認識論や実験哲学までがこの言語観を共有していることを明らかにし、哲学的困難を解消する別様の道を指し示す。【原著】Avner Baz

内容説明

哲学的困難を解消するには、哲学者の言葉を日常の使用に連れもどす必要がある―。日常言語哲学が現代哲学においてもつ可能性とは何か?後期ウィトゲンシュタインやオースティンのアプローチを擁護し、現代哲学の陥っている混迷が、このアプローチを軽視する言語観に根ざしていることをあきらかにする。

目次

序論
第1章 基本の対立―さしあたっての特徴づけ
第2章 日常言語哲学批判の中心的議論
第3章 哲学は、直観に依拠しなければならないのか?
第4章 文脈主義と、知識という重荷
第5章 文脈主義、アンチ文脈主義、そして保証を与える立ち位置にいることとしての知識
結論―懐疑論と、(意味論的に純粋な)「知識」の弁証論
エピローグ―日常言語哲学、カント、そしてアンチノミー的思考の根

著者等紹介

バズ,アヴナー[バズ,アヴナー] [Baz,Avner]
1964年イスラエル生まれ。タフツ大学教授。テルアビブ大学で修士号を取得後、1995年に渡米し、2000年にイリノイ大学シカゴ校で博士号を取得。2004年よりタフツ大学哲学科で教鞭をとる

飯野勝己[イイノカツミ]
1963年埼玉県生まれ。静岡県立大学国際関係学部教授。1989年に東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了。通信社、出版社勤務を経て、2006年に同博士課程後期修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bevel

6
著者の主張は共感するけど、戦略みたいなのはすっきりしないなと思った。指示・表象を前提とした真理条件的意味論を言語の本質とする考え方は根拠がないし、派生する哲学的直観や知識論の分析も行き詰まっていると。なので、軽視されてる語用論と真理条件的意味論の優先順位を逆転させようというのが大まかな主張。けど、もしそうなら例えばグライスやサールの共闘できる側面を取ってきてもよかったんじゃないかしら。絶対勝てない相手を前に捻くれた書き方をするのでなくて、著者から見える語用論の系譜をもっと打ち出してよかったのではと。2025/01/28

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