内容説明
“世界の果ての家”で不思議な黒猫エメラルドと出会ったアルサラス。彼は創世神ドウェイアと虚無の神デイヴァの争いにおいて、ドウェイアのために戦うべく選ばれたのだ。黒猫の導きで、2500年のあいだ“本”の言葉を学んだアルサラスは、やがて仲間を集めるべく長い旅に出る。若き兵士、敬虔な僧侶、女領主、孤児の少年、そして魔女と疑われた娘―おのおのの異才を秘めた個性的な仲間が集い、運命の歯車は今動きだした。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nas
5
他のシリーズに比べるとスピーディーなのが良いところだな。まぁもうちょっと永くみたいな気もしないでもないけどこれはこれで丁度いい2021/01/01
アイゼナハ@灯れ松明の火
3
時間と距離を自由に操れるとこは、スパーホークの物語のフルートを思い出してニヤニヤしてましたが、今回は敵もそれを使ってくるとこが斬新。エリアが倒された場面はちょっと緊張しました。戦争場面ではカロル軍曹はじめ、エディングス一流の有能な軍人さんたちが登場してきて楽しめます。残り一巻かぁ…エディングスの新しい話がもう読めないと思うと、読み終わるのが少し寂しいような。2010/03/20
ぱでぃんとんⅡ
3
「どこでもドア~」がちらつきました…。2010/02/07
しゃお
2
「どこでもドア」があるので物語の流れが早く、そのぶん登場人物たちの成長も早いですね。完結編でどうオチがつくのか楽しみ。2010/02/28
指
2
主人公側がチートなんだが、敵対勢力もほぼ同じ条件なので緊張感が出ていて良い。2010/02/24