目次
満たされる瞬間―子どものこと(ラブコール;子どもたちの問題解決 ほか)
心の蓋―おとなのこと(お母さんを休みます;いじめられる側もいけない? ほか)
がんばる素―保育者のこと(なめられる;新人先生 ほか)
願いよ届け―社会と保育(呼び出し電話;一枚のちらし ほか)
私の道しるべ(見えない小さい人;食べる速度 ほか)
著者等紹介
清水玲子[シミズレイコ]
1947年、埼玉県に生まれる。東洋大学ライフデザイン学部教授。乳児保育、保育原理などを担当。二人の子どもは産休明けから共同保育所を出発点に、公立保育所、共同の学童保育で育つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takao
3
2013年2月28日発行(初版)。『福祉のひろば』に連載された「育つ風景」(2004年4月号〜2013年2月号)から64編を収録。昨年、先生に勤務先保育園で保育を見ていただき、職場研修で講演もお願いした。先生はこうして各地の保育園や保育研究会に足を運ばれ、保育士・保護者などとお話しされてきたのだろう。そんな学びの中から、子どもたちのいろんな姿が紹介され、それに悩む保育士、共に考える職員たちの姿が語られる。そして決して「結論」を押しつけるのでなく、読者である私たちに考えさせてくれる。先生の文章に癒されます。2023/01/09