内容説明
タムール帝国を混乱に陥れた数々の異変は、すべてスティリクムの魔術師ザラスタのゆがんだ愛情と女神アフラエルへの嫉妬に起因していた。野望をあばかれたザラスタは逃亡したが、トロールによるアタン襲撃、スティリクム人虐殺などの事件が起こり聖騎士団と仲間たちを翻弄する。だがそれは陽動作戦にすぎなかった。その陰でザラスタの息子スカーパは“宝石の花”ベーリオンを求めてエラナ女王の誘拐という暴挙に出る。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほずみずほ
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セフレーニアが刺された所はヒヤッとした。 (6) 2008/10/01
RYUJI's_Partner(ATM)
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アラスとブロクの関係が好きです。 あのトロール語って原文だとどう書いてあるんだろう? ベルガリは英語版持ってるけど、こっちは持ってないんだよなー。2013/04/25
総代
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再読、風呂読。上手くいきかけていた計画が、クレェル出現と人質によって対処を余儀なくされる。エディングスのご都合主義…ならぬピースがパズルにはまる感じはまさにドラマツルギーというやつ。いや、これは皮肉でなく著者の描き巧者っぷりを示すものだ。2011/12/28
kuma-kichi
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「怪獣大戦争」?なんだか発散した巻だったなあ。2010/10/24
orz3
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再読中にエディングス氏の訃報が飛び込んできて、驚く。新作は永遠に読めなくなってしまったが、早川書房はせめて未翻訳の作品を翻訳出版してくれ・・・。2009/06/10