内容説明
魔女たちをつかさどる「四大」から、ブライアリーがシャーリアの魔女にまつわる新たな事実を明かされている頃、彼女の愛する伯爵メルファランは苦悩していた。敵対する公爵の陰謀、息子の暗殺未遂事件、そして妻との関係に、心休まることがない。彼の支えとなっていたのは、魔女一族を代々見守ってきた「常盤灯」との会話だった。魔女と人間の共存を実現したいと願うメルファランだが、すでに公爵の罠に陥りつつあった。
著者等紹介
マーセラス,ダイアナ[マーセラス,ダイアナ][Marcellas,Diana]
2001年、「シャーリアの魔女」3部作第1巻『海より生まれし娘』でデビューしたファンタジイ界の新星。「ゲド戦記」で知られる作家ル・グィンらファンタジイ界の巨匠に比肩すると高い評価を受けている。アリゾナ州在住
関口幸男[セキグチユキオ]
1935年生、広島大学教育学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまっち。
2
だんだんとストーリー、キャラに厚みがでてきた。シャーリアの魔女側、現代の政治側の歴史、エピソードのいろいろな断片がより合わさって、大きな世界が見えてきはじめ、ブライアリーとメルファランも再開して、いよいよここから面白くなるところ、なのに、なのに~~。続きがない!どうも原書でも出ていないような・・・。作者の中にどんな世界ができていたのか、どこまで大きくなっていくのか、とても興味深いストーリーなのに続きが読めないなんて、本当に惜しいです。2016/01/27
レンズマン
0
全然終わってないじゃん!2009/05/10
真夜裕
0
早く続編が出て欲しい!2007/09/30