出版社内容情報
「はじめまして?いえ、あなたは反ミーム部門の一員です」
――異常な存在”アンノウン”を収容・研究する秘密組織〈機関〉。その反ミーム部門が扱うのは、対峙した相手の記憶や記録から自らを抹消し、認識されることを拒む存在である。それがいま人類世界を侵蝕しようとしている。取りこまれれば自身の存在自体すら消去される相手に、部門を率いるマリー・クインはどう立ち向かうのか?
ネット発、衝撃の本格SFホラー
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sasaki_1/700k
9
SCP財団本家反ミーム部門ハブを読了してるので、ご祝儀的に買い、再読のつもりで読んだ。なおライセンスの関係で財団的固有名詞や人物名は本著では改められているので財団の原理主義的ファンは注意。本作はむしろSCP財団に触れてこなかったひとの感想を読みたい。SCP入門というには反ミームのアイディアは観念的・抽象的の度合いがかなり高いし、世界観の奥行きも捉えきれないかもしれず、ハードルが高い気はする。だからこそこの内容がどう受容されるかされないかに興味があるところ。続編、あるんだろうか。2026/07/17
イツキ
0
面白いですがなかなか難解な作品でした。記憶にとどめておけない怪異、反ミーム性アンノウンから人類を守るために戦う組織の物語。記憶にとどめておくことができないため対抗策を考案、検証することができず、また特殊な薬で記憶を可能にするとそれを察知して襲ってくるというどう戦えばいいのかわからない怪物との戦いは怪物そのものの恐ろしさと自分の記憶が全く当てにならないという恐怖が襲ってくるものでホラーとしてもSFとしても面白かったですが、あくまで視点が作中の人間のもののため物語の流れを把握するのが難しい作品でした。2026/07/18




