ヤングサンデーコミックス ムジナ（９）

著者名：相原コージ【著】

小学館（2014/09発売）

• ISBN：9784091514899

内容説明

登場人物／ムジナ（下忍。自分のために生き抜くことよりも、愛する者のために死ぬことを選ぶ）
サジ（新しい首領。母の面影をスズメに見、人を守ることの重要性に気付く）
スズメ（ムジナのことを一途に想う）

あらすじ／スズメを求め里に帰ってきたムジナ。しかし、既に伊賀の忍びによる里の壊滅が始まっており、スズメは外吉こと服部半蔵の毒牙にかけられようとしていた。必死の思いでスズメのもとまでたどりついたムジナを、蔵が迎え打つ。地下室に隠れていたサジであるが、母の面影をスズメの中に見いだし、スズメを助けにゆく。ムジナとサジの2人で半蔵を追いつめるが、あと一歩の所でしとめられず、逆に窮地に立たされる。サジの捨て身の行動にから半蔵は死に、ムジナのスズメとの生を求める心によりムジナとスズメは生き延びるのであった。

▼第113話／残党▼第114話／炎上▼第115話／合言葉▼第116話／雁擬▼第117話／瞋怒▼第118話／秘策▼第119話／蜜壺▼第120話／凶弾▼第121話／悔恨▼第122話／脳内麻薬▼第123話／激情▼第124話／爆発▼第125話／催眠▼第126話／惨痛▼第127話／講釈▼第128話／落涙▼第129話／玉砕▼第130話／末期▼第131話／契り▼第132話／生▼第133話／HAPPY　END
●登場人物／ムジナ（卍衆の忍び、秘術忍法跳頭をつかう）、服部半蔵[外吉]（伊賀の上忍、卍の里を潰そうとしている）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Dai（ダイ）]

登録漏れ

2019/03/31

[かやま]

完結。勢いを落とすことなく最後まで描き切ったとんでもねぇ名作だった。「実験シリーズなんかやってる場合じゃなくなってまいりました。」の一文で笑った。

2022/03/02

[yom]

まるで玩具のように。憐れでカッコイイ忍者の末路。

2023/08/27

[じゅう]

この漫画は、穢らしい描写や性的な描写、シリアスを茶化す描写が多いのでなかなか人には勧められない。だがそれらもまたテーマのために必要であったと読み終わった今では思う。作者入魂の最終回は壮絶。今まで読んだ漫画の主人公の中でも最も醜く美しい姿だった。

2017/12/03

[eddy]

壮絶

2015/03/09