出版社内容情報
マリアンネ・シドウ[シドウ マリアンネ]
著・文・その他
クルト・マール[マール クルト]
著・文・その他
工藤 稜[クドウ リョウ]
イラスト
星谷 馨[ホシヤ カオル]
翻訳
内容説明
巨大宇宙船“ナルガ・サント”のコンピュータ複合体は、数百万光年はなれたラオ=シンで、恐るべきカタストロフィが起ころうとしていると全知者たちに知らせる。そして、この危機を救えるのは、“悟りの霊廟”に眠る睡眠者だけであると。ダオ・リンはニッキ・フリッケルとポエル・アルカウンとともに、霊廟へと向かうことを決意する。三人はさまざまな罠が待ちうける、恐るべき死の迷宮と化した霊廟に入っていくが…!?
著者等紹介
星谷馨[ホシヤカオリ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
6
「悟りの霊廟」と標題作の二篇収録。数百万光年離れたラオ=シンで謎の光現象が確認された。それは数十億ものプシオン性粒子。その粒子が向かったラオ=シンには大量のパラ露が保管されている。ラオ=シンが攻撃を受ければパラ露が突発的爆燃を起こし、甚大な被害が出る。遠距離のため傍観するしかないと思われたが、悟りの霊廟の睡眠者なら救えるという。ダオ・リンとともに霊廟に向かったニッキらは…。後半は法典の欺瞞性のメッセージによる混乱とファジーによるウィンタジ・クティシャへの復讐を描く。カルタン人の歴史が興味深かった。2022/09/19
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- 和書
- アメリカの男と女