出版社内容情報
累計400万部のヒットエッセイが、新規書き下ろしパートも加え全編本人編み下ろしの新装丁で20年ぶりにリバイバル。
累計400万部のヒットエッセイシリーズが、20年の時を経て全く新しい形で2013年にリバイバル。著者の新規書き下ろしパートも加え全編本人編み下ろし。新しい装丁で、現代の迷えし人々に、希望を見つめ前進するための「生きるヒント」を届けます。
内容説明
勇気がわくメッセージ満載。親から子、子から孫へと読み継がれる名作が、進化して生まれ変わりました。
目次
レッスン1 歓ぶ
レッスン2 悲む
レッスン3 買う
レッスン4 笑う
レッスン5 占う
レッスン6 喋る
レッスン7 働く
レッスン8 飾る
レッスン9 贈る
レッスン10 泣く
レッスン11 眠る
レッスン12 想う
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。教師だった両親とともに、朝鮮半島にわたる。敗戦後引き揚げて、1952年に上京。早稲田大学露文科中退。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、1966年「さらばモスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞、1976年「青春の門筑豊篇」ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。菊池寛賞、毎日出版文化賞特別賞、NHK放送文化賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なゆ
14
自分を発見するための12のレッスン…歓ぶ、悲む、買う、笑う、占う、喋る、働く、飾る、贈る、泣く、眠る、想う。一日ひとつ歓べることを見つけてノートに書いていく。よろこび上手。エッセイ集のようでした。2016/03/23
海(カイ)
14
この本はあくまでも生きる“ヒント”なのだそうだ。 生き方って押しつけるものではないと思うので、これはこれで良いのだろう。2014/04/18
マーチャ
3
歓ぶ、悲しむ、笑うなど12の題材で五木氏の想いが綴られている。そうだよなぁ〜と思うところも、なるほどなぁ〜と感じるところもあって、自分の考えが整理されていく感じがする。私は、よろこび下手の自分を変えて行けたらいいなぁ〜とこれからの目標を持たせてもらった。このシリーズを読んでいけたら、少しずつ自分を好きになれるかも。2023/05/31
chocoうさぎ
3
この著者のエッセイは押し付けがましくないのが、読んでいて多分気持ちがいいんだろうなと思う。世の中の大多数とは反対の立場でも否定もせず、ただあるがままに受け入れる態度が、読者に安心感を与えているのではないか。生活者の誰もが身近に感じている事を、こういう見方や考え方もありますよ、と言ってくれる。誰もが皆、悲しき存在ながら、生きていていいんだと思わせてくれる。後からホンワカと、あっいいんだ、と感じさせてくれる優しさがあって、なんだか嬉しい。2021/04/16
ほりほり
3
p31~「よろこび上手」こそ苦しい世に生きていく知恵なのだ・・・ 日々の少しの幸せを大事にしなければならない、と思う。2017/03/25