ハヤカワ文庫SF 宇宙英雄ローダン・シリーズ 562
シンクロニト育成所―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈562〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150121662
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

アルマダ工兵はドッペルゲンガー"シンクロニト"によりアルマダ部隊の有力者を操ろうとしていた。ローダンが次の標的になるが!

内容説明

無限アルマダに所属する戦闘種族スレイカーの司令官ヴランバルはある日、部下から驚愕の事実を知らされた。自分の細胞組織がいつのまにかアルマダ工兵の手にわたり、シンクロニトがつくりだされているというのだ。どうやらアルマダ工兵は、諸種族の重要メンバーのシンクロニトを使って無限アルマダを支配しようとたくらんでいるらしい。ヴランバルはそれを阻止するため、シンクロニト育成施設ムルクチャヴォルに向かう!

著者等紹介

林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

11
前半「シンクロニト育成所」。やきもきするローダン側に対しローダンのシンクロニトがなぜか上手く作れないアルマダ側のいらいら。なぜ造れないのかは読者にはわかる仕組み。「忍び足」の存在など、あちらもいろいろありそう。そういえば、テケナーってまだいたのか。後半「アルマダ筏」は、無限アルマダに資源を供給するアルマダ筏の一つで起きた幕間劇。愛の物語というには苦い一編。作者ツィーグラーは初登場だが、すでに2004年にもう鬼籍に入っているのだそうな。年月の重みですかね。2019/01/18

スターライト

6
標題作と「アルマダ筏」の二篇収録。ローダンのシンクロニト生成はひとまず失敗。とはいえ、なぜうまくいかなかったのかはローダン(もしくは不死者)の秘密に迫るものだろうと思うとなかなか興味深かった。テケナーも同様にそのシンクロニトの生成は困難か。無限アルマダ内も雑多な(失礼!)種族の集まりなので、内部の争いは苛烈なようだ。後半は採掘惑星とアルマダ工廠まで天然資源を輸送するアルマダ筏で、捕らわれた三人(三体)が脱出を試みる。ツィーグラーはシリーズ初登場だが、すでに故人らしい。ラストの余韻が印象的だった。2018/02/16

mabo510

2
中々スピード良く読むことが出来なかった。 仕事のせいか老眼のせいか? 次どうなる?と言う話と、まぁ、どうでも良さそうな幕間劇?2018/02/13

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