出版社内容情報
カルデクの盾への対抗手段として、ケスドシャン・ドームで見つけた謎の手袋が使えないか、惑星チェイラツで試験をおこなうことに
内容説明
ペリー・ローダンはポルレイターの武器、カルデクの盾への対抗手段として、惑星クーラトのケスドシャン・ドーム地下から持ってきた謎の手袋を使えないだろうかと考えていた。その実現可能性を探るため、商館がある惑星チェイラツで試験をすることにする。試験の実施者として選ばれたのは、ジェフリー・ワリンジャーひきいる科学者チームの一員で、なぜか手袋との親和性を持っている若者、ジョシュア・ガンダロだった…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
10
惑星チェイラツという星で行われる試験とは何か。惑星クーラトで発見された“手袋”はポルレイターの究極兵器であるカルデクの盾に対抗できるのか。その試験は誰が行えるのか。その試験の結果“手袋”はどうなったのか...前半の結末はいささか竜頭蛇尾かな。後半はハイチに現れたエリック・ウェイデンバーンという不思議な男の半生が描かれます。彼はいったいどんな役割を果たすことになるのか。単なるモブキャラじゃないと思うんだけど、どうなるのかな。あと3巻でこのサイクルは終わりなんだけど、もう一波乱起きるのか、どうなのか。2017/07/11
スターライト
8
標題作と「ハイチの男」収録。これまでセト=アポフィスの道具と思っていた謎の手袋(!)。それをローダンらは、ポルレイターのカルデクの盾への対抗兵器として陽動作戦で用いるが…。後半は宗教指導者のごとく現れたウェイデンバーンの誕生、生い立ちなどが語られる。このサイクルあと3冊で終わるのだが、今後もストーリーにからんでくるのか、あっけなく舞台から退場となるのか。2017/06/27
mabo510
0
やはり時間がかかった2017/07/06