内容説明
ハイブリッド脳セネカはようやくケロスカーの七次元計算システムのセタンマルクトと融合をはたした。ローダンは行動の自由をとりもどし、ついにセネカの秘密を知る。一方、アラスカ・シェーデレーアとイホ・トロトはケロスカーの計算者ドブラクを救出すべく、惑星ソーグに向かう。その能力がセタンマルクトに不可欠なのだ。だが、その間も大いなる黒いゼロは膨張をつづけ、バラインダガル銀河に終末の瞬間が迫っていた。
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
バラインダガル銀河をめぐる騒動も、とりあえず一件落着。やはり、二人の子どもミュータントの今後が気になる。果たして将来、ミュータント部隊の一員となるか?後半は新しい展開で、女と子どもだけになったオヴァロンの惑星からテラへ潜入した4人の女性が登場。キツツキが再度出てくるとは、驚き。2010/08/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
ローダンが死ぬときは銀河も滅びるという大規模な死が…そして、残されたアフィリーの世界にはハーレムが…2010/07/31
llll'
0
2012/03/26
鐵太郎
0
あとがきにかえて は嶋田洋一さん。1ページだねぇ。“アフィリー”の語源について、さらに読者から指摘があったとのこと。否定接頭辞の「a-」と愛を意味する「philo」を組み合わせたのはその通りだが、語尾については、愛の「philo」に「-ie」をつけ、さらに否定の接頭辞をつけて“非愛症”といった意味の「Aphilie」とし、その形容詞形として「aphilik」という単語を作り、それに人をつけて“非愛症患者”として「Aphiliker」という単語を作ったのでは、とか。うへぇ、奥が深い!2009/04/17
黒猫トム
0
再読。 大いなる黒いゼロはただのブラックホールではないようですな2021/10/07