出版社内容情報
異人キウープが再構築実験をおこなっている超ヴィールスがひきおこした非常事態とは?
ペーター・グリーゼ[グリーゼ ペーター]
エルンスト・ヴルチェク[ヴルチェク エルンスト]
嶋田 洋一[シマダ ヨウイチ]
内容説明
異人キウープは、ローダンの支援をうけて、惑星ロクヴォルトでヴィールス・インペリウムを再建する実験をつづけていた。ロクヴォルトにはサルガ・エーケシュひきいる科学調査団も駐在していたのだが、独立独歩のキウープはだれにも手伝わせようとしないので、ただ見守っているしかなかった。だが、サルガを突然訪ねてきたキウープが、惑星の周回軌道に行く必要があり、その支援のため宇宙船四隻が必要だと要求してきた!
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生。1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
8
読み逃していたが、スフィンクスとゲシールは共通点があるようだ。そしてスプーディと共通する物質が登場。いろいろな因果関係が明らかになり、このサイクルもだんだん終息へと近づいていくのか。それにしても、アトランの銀河への帰還はなかなか進まない。一方、敵対関係かと思われたキウープとゲシールはどうも同じ目的を持っているらしいことがほのめかされる。2016/11/27
鐵太郎
4
前半は、我が儘ものキウープが湯水のように資金を垂れ流している「科学調査」のその後の顛末。いなくなったはずのスリマヴォ、通称スフィンクスが再登場します。超ヴィールス、正気を失ったサルガ・エーケシュ。世界はどうなっていくのか。 ──後半はテラをめざして虚空を飛ぶ<ソル>。黒い炎の少女、ゲシールの意志によって謎の惑星に針路が曲げられ、怒りを覚えるアトラン。搭載しているスプーディはこれに関係あるのか。ヴィールス・インペリウムとは何か。表紙絵の二人の少女たちはスリマヴォとゲシール。どっちがどっちだかは知らん。2016/12/16
mabo510
2
少し繋がってきた。頭に入れると頭良くなる虫。欲しいなぁ。読んでない人には意味不明だろうけど。マイクロマシンの定義が変かな?2016/11/30