ハヤカワ文庫SF<br> アルファ・ラルファ大通り―人類補完機構全短篇〈2〉

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ハヤカワ文庫SF
アルファ・ラルファ大通り―人類補完機構全短篇〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120740
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

人類補完機構全短篇②
〈人間の再発見〉の初期の時代の冒険譚である表題作をはじめ、珠玉の中短篇7篇を収録

内容説明

古代の言語・文化・災厄が復活した地球を舞台に、遥か雲へとつづく廃道“アルファ・ラルファ大通り”を歩く恋人たちを描いた静謐なる表題作、下級民の革命を率いた犬娘ド・ジョーンの哀しくも美しい物語「クラウン・タウンの死婦人」、下級民の猫娘ク・メルの悲恋を描く「帰らぬク・メルのバラッド」ほか、“人類補完機構”未来史中、最大のイベントである“人間の再発見”期の珠玉の7中短篇を収録する短篇全集・第二弾。

著者等紹介

スミス,コードウェイナー[スミス,コードウェイナー] [Smith,Cordwainer]
1913年アメリカ生まれ、1966年没。本名ポール・マイロン・アンソニー・ラインバーガー博士。著名な政治学者で(ジョンズ・ホプキンス大学教授。中国を中心とする極東の政治が専門)、軍人(陸軍情報部大佐)。少年時代を中国で過ごし、かの孫文につけられた中国名は林白楽。第二次大戦と戦後の米国の対日政策でも重要な役割を果たし、ケネディ大統領の顧問も務めた。1950年、ファンタジイ・ブック誌に「スキャナーに生きがいはない」を発表し、SF界にデビュー

伊藤典夫[イトウノリオ]
1942年生、英米文学翻訳家

浅倉久志[アサクラヒサシ]
1930年生、2010年没、1950年大阪外国語大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

190
西暦1万年より後、未来史の人間の再発見の時代を描く。共感しやすい人物がいて、前巻より入りやすい。『ショイヨル…』臓器取り出し牧場みたいな発想が、この時代に先取りされていた。筒井康隆が書きそうなグロ話。それともラヴクラフトか?必須萌えアイテム”猫耳”の遊び女の純愛『帰らぬク・メルのバラッド』の話も良かった。シリーズで一番好きかも。表題作『アルファ・ラルファ大通り』もどこか幻想的で、読みながら井上直久の画集が頭をよぎった。随分と好き嫌いわかれそうな作品だが。absintheは満足。 2020/02/06

miyu

39
読み始めは少々落ち着かず、時に寝落ちさえしてしまうという失礼なSF初心者っぷりを遺憾なく発揮していた私だが(忙しくて寝不足だったのだと言い訳する)終わりに近づくに連れて眠気は吹っ飛んだ。ラスト3作「アルファ・ラルファ大通り」「帰らぬク・メルのバラッド」「ショイヨルという名の星」の圧倒的な誘いかけに夢中になる。特に「帰らぬ〜」には先に読んだ作品集「スキャナーに生きがいはない」に通じる切ないながらもどうしても棄てきれない感情を覚えた。そして「ショイヨル〜」、なんて怖ろしい話だ。ぞわぞわしたまま終わるなんてさ。2016/12/16

かわうそ

33
第1巻に引き続き非常に面白く読んだのは間違いないのですが、きっちり年代順に並べて立て続けに読むのがよかったのかなあとかちょっとだけ思わないでもない。ベストは「シェイヨルという名の星」。2016/06/28

kokada_jnet

33
「帰らぬク・メルのバラッド」が『三国志演義』を元にしているというのは。ク・メルのキャラクターが、「董卓を殺す女」貂蝉をモデルにしているということなのかな。解説の大野万紀氏は「三国志がこの話の背景にあるということだ」と書かれているけれど。三国志ではなく、(おそらく)三国志演義ですからね。なお、貂蝉は『三国志演義』オリジナルのキャラクターであり、史実の『三国志』には登場しない。2016/06/29

Small World

30
コードウェイナー・スミスの人類補完機構短編シリーズ②を読了です。まだ、③が未発売なのに手を出してしまいました。w 今回は7編でしたが、どれも魅力的な話で、やっぱりこのシリーズは面白いなって思いました。中でも「老いた大地の底で」なんかは、展開も含めて、なんじゃこれ~みたいな感じで、勢いだけでも読んでしまうすごい話でした。ww 短編集③の発売までに間がありそうなので、その間に長編の方を読んでおこうと思います。2017/07/12

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