内容説明
2020~2021年、絶望と希望のシナリオを読む!
目次
第1章 どっちが怖い?溶解する妖怪か危機をあおり立てる人たちか
第2章 「豊かな国」の貧しい人々に犠牲が集中する
第3章 「これは戦争だ!」「でも、第二次大戦中でさえバーは開いてたぜ」
第4章 「微生物戦争」は大不況のきっかけだが、真因ではない―資本の自己増殖衝動が、ウイルスの自己複製衝動に負ける!
第5章 2020~21年を大底とする21世紀大不況によって資本主義が消滅する―大規模製造業全盛期のプラス要因(石油資源・積極投資・金融市場)が、すべてマイナスに転ずる
第6章 21世紀大不況で何がどう変わるのか?大衆がエリートに勝ち、烏合の衆が組織に勝つ!
著者等紹介
増田悦佐[マスダエツスケ]
1949年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て帰国、HSBC証券、JPモルガン等の外資系証券会社で建設・住宅・不動産担当アナリストなどを務める。現在、経済アナリスト・文明評論家として活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
14
著者が言う事も一理あり。日本でなぜ、亡くなった人が肥満だとか、疾患を持ったいた人で何代と言う統計を言わないのでしょうか? そうすればおのずと肥満だから標準にしようと意識改革をしていくのではないでしょうか。それと免疫を作る日頃の意識、健康が大切であればそれほど心配する事ではないのでは。どちらにしても、これから大きく事態が変わっていくのは間違いないでしょう。2021/03/13
templecity
12
近年の感染症に対して、今回のコロナウイルスの対応は余りに大げさであると著者は説く。ロックダウンなどで経済へのインパクトは余りに大きい。重症化するのは既往症を持っている高齢者は肥満体質である。全員を入院隔離するのではなく、症状の軽いものは免疫をつけさせる方が良い。危機を煽るのはビルゲイツが後押しする医療業界だと言う。入院隔離をする方が高額の医療収入がある。国民皆保険制度が無い米国ではそうだ。またキリスト教圏では、衛生意識が低い。入浴をしないで無臭であることを自慢する。(続きあり) 2020/09/27
アルミの鉄鍋
3
★3 日頃の手洗いうがいの習慣ってとても大事な事だったんだなぁと思った。怖いのはインフルエンザか?インフルエンサーか?は、少し笑ったけど、知識が浅はかな人ほど、YouTubeやテレビのワイドショーを信じちゃってデジタルエコチェンバーの様に力が広がるから落ち落ちしてられない。なんともソワソワする時代になったなぁと思う。2020/09/13