中公文庫<br> 日本人の原型を探る―司馬遼太郎歴史歓談〈1〉

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日本人の原型を探る―司馬遼太郎歴史歓談〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122044227
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1195

内容説明

出雲美人の話に始まり、稲作文明、総髪の公家とさかやきの武家論、東アジアの中の日本の古代、空海、多様な中世像、関ケ原戦の人間模様にいたる―豊富な話題から歴史を追って、日本人の原型に迫ってゆく対談・鼎談九篇。

目次

日本人の原型を探る(湯川秀樹)
稲作文明を探る(岡本太郎)
公家と武家(富士正晴)
古代史の人間を語る(直木孝次郎)
日本海圏文明を考える(有光教一;林屋辰三郎)
経国の大業(福永光司)
なぜ、いま「日本の古代」か(森浩一;大林太良)
多様な中世像・日本像―現代日本人の源流をさぐる(網野善彦)
天下分け目の人間模様(原田伴彦)

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923(大正12)年、大阪に生まれる。41(昭和16)年、国立大阪外国語学校(現・大阪外国語大学)蒙古語部入学。43年、学徒出陣、戦車第十九連隊に入営、のち中国東北部の戦車第一連隊に配属され、45年8月、栃木県佐野市で敗戦を迎える。46年、新日本新聞社入社、48年に産業経済新聞社に入社。56年、「ペルシャの幻術師」により第八回講談倶楽部賞を受賞。59年、『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。61年、産経新聞社退社。67年、『殉死』により第九回毎日芸術賞、76年、『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、82年、『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞(小説賞)、83年、「歴史小説の革新」により朝日賞、84年、『街道をゆく―南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、87年、『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、88年、『韃靼疾風録』により第十五回大仏次郎賞をそれぞれ受賞。1991(平成3)年、文化功労者に顕彰される。93年、文化勲章受章。日本芸術院会員。1996(平成8)年2月、死去
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感想・レビュー

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レアル

46
歓談集。タイトルにもあるように歓談の中でも古代に纏わるものが多く、例えば古代の人たちや遺跡、そしてその時代の朝鮮、中国との関係等、この時代が大好きなのでその内容がとても楽しくあっという間に読み終えた。古代史はまだまだ分からない事も多く、司馬氏も「古代という時代に興味はあるが、なかなか歴史小説を書こうという気持ちまでは到達しない」といったような事も描かれていたが、本当に仰る通りだと思う。古代という時代は分からない事が多いから面白い。2018/05/23

AICHAN

34
図書館本。蔵書を売り払ってから初めての再読。日本人や日本語はどのようにして生まれたのか。私は昔からそのことに大きな興味を抱いている。この本は、それらのことについて、各界の著名人と司馬さんが対談・鼎談したもの。縄文人は北方から来たという司馬さんの印象に賛成。ブリヤートモンゴルの人々と現代日本人のDNAが非常に近いことはそのことを物語っていると思う。一方、関西人のDNAは韓国人のそれに酷似している。日本人を考える場合、北と南あるいは東と西を区別すべきという岡本太郎の説に同感。2018/06/20

金吾

21
日本の古代をメインにした対談集です。対談なので話の進展が早く面白かったです。「公家と武家」は特に興味深いものであり、その中の源氏滅亡の論理はわかりやすかったです。2021/10/04

時代

12
結構他で読んだ対談が多かったような。岡本太郎氏は別次元の人だと感じた。驚きだ。日本人の原型を探った△2020/04/21

ありんこ

9
湯川秀樹、岡本太郎との対談も収録されています。お互いに持っている知識を交換しあい、日本人の歴史を振り返り、話し合うことでまた面白い説が飛び出したり・・・初めて知ることがたくさんあって、楽しかったです。2011/03/31

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