ハヤカワ文庫<br> アルファ/オメガ

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ハヤカワ文庫
アルファ/オメガ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120283
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

核戦争後の地球、一組の双子──アルファの少年と超能力者オメガの少女の数奇な運命!

内容説明

核戦争から四百年後の荒廃した地球。“爆発”の影響で、人類は必ず男女の双子で生まれ、片方が死ぬともう片方も死ぬよう運命づけられていた。一人は正常だが、一人はなんらかの異常を持つ。正常児のアルファは支配階級を構成し、異常児であるオメガは、額に焼き印を押されて隔離されるのだ。しかし、外見は正常だが、未来を予知する異常能力を持ったオメガの少女の誕生が、やがてこの世界に驚くべき変革をもたらすことに!?

著者等紹介

ヘイグ,フランチェスカ[ヘイグ,フランチェスカ] [Haig,Francesca]
オーストラリアのタスマニア生まれ。メルボルン大学で文学を専攻し、現在はチェスター大学の研究員として英国に在住。文芸誌やアンソロジーで詩を発表して、高い評価を受ける。長篇小説は『アルファ/オメガ』がデビュー作

水越真麻[ミズコシマアサ]
南山大学外国語学部英米科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざちょう

12
物語の舞台は、核戦争により荒廃した世界。それにより人は必ず双子で誕生するようになり、1人は健常、もう1人は異常を有するように。さらにどちらかが亡くなると、後を追うようにもう1人も亡くなってしまう妙な法則に縛られていた。この世界観に興味を持って読んでみたものの、約1週間ぐらい掛かってなんとか読了。思いの外、緩やかな展開に辟易し、終盤になっても収束する気配が見られず、そのまま終幕。呆気にとられてると、訳者のあとがきで本作が3部作だと判明。なんともモヤモヤしますが、次巻が試金石になりそうです。2015/10/09

☆kubo

9
うーん、設定は面白いんだけど…厚みの割にイマイチ。前半は割とサクサク読めたんだけど、基本逃げ続ける話だしあんまり盛り上がらなかったなあ。続編もあるようだけど、この調子では読むかどうか微妙。2015/12/08

鳩羽

8
〈爆発〉後の世界では人々は必ず男女の双子で生まれ、片方が死ぬともう片方も死ぬ。健常な方はアルファと呼ばれ、異常のある方はオメガと呼ばれた。生殖能力もないオメガは家族から引き離され、オメガだけの集落で暮らすこととなる。未来や過去を見ることができる異常者であるキャスが、双子の片割れから逃げるのが大筋。アルファとオメガがどうあるべきかという話し合いがなされるどころかそれを考える人物もおらず、レジスタンスはあれどまだ戦うというところにも至らない。設定ありきの小説だが、設定の使い方によっては面白くなりそう。2015/10/10

おーすが

5
設定は面白かったけど、逃げるシーンが長くてちょっとダレたかな。三部作。続きを読むかは微妙。2019/08/30

月並

5
設定がものすごく好みでした。キップの正体は予想通りでしたが、正体が分かったあとの行動は予想外でショックでした。2017/03/18

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