出版社内容情報
物質の泉を探す旅に出ようとした《バジス》は、未知ハイパー・インパルスを受信した!
内容説明
“それ”を救出するためにミュータントたちの数名が船を去ったあと、“バジス”はドリンク星系からふたたび物質の泉を探す旅に出ようとしていた。その出発直前に未知ハイパー・インパルスをテラナーたちは傍受する。ペイン・ハミラーをはじめとする科学者たちは、コスモクラートからライレに宛てたメッセージではないかといろめきたった。それを裏づけるかのように、ライレとケモアウクが不審な行動をとりはじめていた!
著者等紹介
林啓子[ハヤシケイコ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、外資系メーカー勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
表題作と「ルーワーの帰郷」を収録。表題作では、コスモクラートからの指令を受け取ったライレがケモアウクとともにその任務を果たそうとするが、ローダンらにそれを明かさないため、一触即発の事態に。後半は、コスモクラートに対するルーワーの誤解が解け、ルーワーが定住先の惑星へと旅立っていく。ここまでシリーズを読んできた読者としては、本書冒頭のミュータントへの惜別が強く胸を打つ。2015/02/27
とうくぼやかや
1
すべてはテラナーの勇み足とか、ドヤ顔で言われてもねえ。ルーワーの件もかたがついて、ケモアウクもまさかあれで終了?スクリ・マルトンの放射て、サイコドとなんか関係あんの?結局、コスモクラートのご指名にあずかるローダンとアトラン。なんたる予定調和。結果、よかっよかったの2編でした。2015/06/17
llll'
0
2015/06/04
eucalmelon
0
アイデンティティを求めるケモアウク。なつかしいなぁ、このアイデンティティという語。30年くらい昔、バイト先の主任がよく言っていた言葉・・・。ケモアウクはプライドがあって、ローダンを認められないんだろうなぁ~。ジョーカーは面白そうなキャラクターだから、ミュータントの減ったあと、活躍するかと期待していたら、ルーワーと一緒にいってしまうのか??2015/08/31
鐵太郎
0
「わたしにも名前がありますか?」「おまえをジョーカーと呼ぼう」 ケモアウクの従者として現れたジョーカーは、残念ながらこの本の前後エピソードで消えます。巨大ソラ豆に短い手足が付いた姿など、なかなか漫画チックで楽しい変身も見せてくれたのに、残念。いよいよライレとケモアウク、そしてルーワーたちの話も収拾し始めて、風呂敷をゆっくりたたんでサイクルの終わりを待っている感じ。なんかいいな、この回。2015/05/20
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