出版社内容情報
ヴァリオは、オービター問題を解決するためオリンプ地下の?W知識の霊廟?Wを訪れたが!?
内容説明
銀河系にひろく展開しはじめたオービター艦隊に対して、自由テラナー連盟もGAV¨OKもなんら有効な手を打てずにいた。そんななか、アーガイリス皇帝のマスクを脱いだヴァリオ・ロボットは、オービター問題の解決法をもとめてオリンプ地下の“知識の霊廟”を訪れ、ロバート・ルイス・スティーヴンソンという男に出会う。ところが、生身の人間に見える男はレーザー・プロジェクターが生みだしたホログラムだったのだ…
著者等紹介
青山茜[アオヤマアカネ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
「レーザー・マン」と表題作を収録。二篇ともフィリバスターと彼らを支援するヴァリオ500とホログラムのスティーヴンソン、そしてあくまでも人類をガルベシュ人と信じて疑わないオービターの艦長デルシュトとの抗争を描く。ホログラム=レーザー・マンのスティーヴンソンが多重人格化していくさまと、それらが引き起こす騒動が面白い。2014/08/23
llll'
0
2015/05/20
鐵太郎
0
お前らはガルベシュ人だから銀河系から出て行け、とオービターに言いがかりをつけられた人類、というかレムール人の末裔たちの騒動記の続き。皇帝アンソン・アーガイリスの「中の人」であるヴァリオ=500と、レーザー・マンとして現れたホログラム、そしてフィリバスター7人のお話がメイン。ロバート・ルイス・スティーヴンソンという人格となったホログラムの人格が分裂し、暴走していくのはなぜか。あとがきで「ツシタラ」という言葉について、中島敦さんの「山月記」から解説され、自分の読書歴の先見の明にびっくり。(笑)2015/02/06
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