内容説明
ギアリーとデシャーニの甘い新婚生活も、一カ月しか続かなかった。アライアンス運営委員会から、二人のもとに緊急出頭命令が届いたからだ。ナバーロ議長によって、大佐から元帥への再昇進を告げられたギアリーは、謎の異星種族に関するさらなる情報を得るため、増強された第一艦隊を率いてシンディック宙域の向こうにある未踏宙域をめざす。だがそこで待ち受けていたのは、思いもかけぬ脅威だった…待望の第二部開幕。
著者等紹介
キャンベル,ジャック[キャンベル,ジャック][Campbell,Jack]
1974年、カンザス州の高校を卒業後、アメリカ海軍兵学校に入学。士官として海軍に長らく勤務したのち、退役。2000年、ジョン・G・ヘムリイ名義のスペース・オペラStark’s Warでデビューするや、矢継ぎ早に6冊の長篇を上梓する。2006年に、ジャック・キャンベル名義で『彷徨える艦隊旗艦ドーントレス』を発表
月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
7
いつのまにか第2シリーズが(笑)。とうとう異星人との話。しかし、これまた話が大変な事になりそうな。ギアリーは相変わらずまぁ板挟みに悩む事になるというのは変わらない様で。リアルに禿げそうな(汗2012/03/26
kurupira
6
敵の正体が分からず模索しながらの展開だが、相変わらずの内輪もめ的な要素が多数で飽きさせない。このシリーズは池井戸潤の作品に近いのかなと、ふと思った→→逆境の中で揉めて最後に勝利な展開。。 次の巻も楽しみ。2016/07/24
Masa
5
読了。なるほど、新章はこういった流れで来るのか。表紙はギアリーとデシャーニだなー。2023/10/23
klu
5
第2部 物語は佳境に入ってきました2019/01/15
爺
5
前半は元帥に再就任したギアリーの、政府や艦隊本部の利己的な政治的駆け引きでの苦悩。後半は、異星人星域での未知との遭遇&戦闘。正直、このシリーズをここまで読んできて一番楽しいかもしれない。人類星域での俺TUEEよりも、はるかにSFらしい展開に。異星人の生態や文化を、少ない手がかりから考察するあたり、大好物です! 次巻は惰性ではなく、純粋に読みたいから読む!2015/05/15
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