ハヤカワ文庫<br> ジャンパー〈下〉

ハヤカワ文庫
ジャンパー〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150116521
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ニューヨークに到着したデイヴィッドは、テレポーテーション能力を活用し、たったひとりジャンパーとしての新生活を始めた。ある日、ブロードウェイでミュージカルを観ているとき、大学生のミリーと出会い、恋におちる。だが、そんな楽しい日々も長くは続かなかった。デイヴィッドたちを恐るべき敵が待ちかまえていたのだ…世界を自由自在に跳びまわるジャンパー、デイヴィッドの痛快無比の活躍を描くSF大作映画原作。

著者等紹介

グールド,スティーヴン[グールド,スティーヴン][Gould,Steven]
ニューメキシコ州在住のSF作家。1955年生まれ。父が軍人だったため、アメリカ、台湾、ドイツ、インド、タイなどの各地で成長した。大学を中退し、さまざまな職についたのち、コンピュータ関係の仕事についた。ある創作講座で書いた短篇がシオドア・スタージョンの目にとまり、その作品で80年にデビュー。以後も短篇を書きつづけ、88年発表の短篇「マッド・モリイに桃を」は、ヒューゴー・ネビュラ両賞の候補となった

公手成幸[クデシゲユキ]
1948年生、1972年同志社大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バトルランナ-

14
映画より面白い。 楽しめた。 続編も読むぜ。2020/09/06

youyou88

10
「遠隔瞬間移動」テレポーテーションの能力を持っている青年。 その運命は…。 うらやましい能力ではあるけども。 能力を狙われる生活は厭やな。 うまくやれば逃げおおせるとは思うけどさ。 安心安全な人生を送りたい私には能力は不向きか。 これ映画も観ました。面白かった。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11307068071.html2022/09/03

καйυγα

5
そう、これはジャンプ少年デヴィッドの成長期だったね。未熟な少年はまだまだ未熟だけど、見事に予想していた結末は異なったね。オーケイ、ドギマギしたし、とても楽しんで読めたよ。下巻はしっかりと目的を持って行動するけど考えや発言が拙いね。でも知識力と行動力が全力でカバーしている。ああ、君が若くてよかった。デイヴィー、君が20後半だったら、この物語はホントくだらない内容だったであろう。後半の無鉄砲さ、がむしゃら加減、本当に好きさ。ストーリとしても多少ムチャクチャだけど結果オーライさ。君の成長期は非常に壮絶だね。2014/09/01

tai65

4
星4つ2022/06/12

gentleyellow

3
これ、あんま褒めてるレビューないけど、大好きなんだよね~。虐げられてた文科系の若造がさ、なんかパワー獲ちゃって、ヒャッホイして報いを受けて、若者なりに復讐するんだけど最後には劇的さのない大人な解決策に落ち着くっていう。主人公、最初から最後まで若造なんだよね。テロとか国家権力とかと戦ってるのに若造で、どうにもできないよ!って癇癪とか起こす。これ、家族が尊敬出来なくて変な敵役とかも居なかった場合のスパイダーマンです。漫画っぽいのも当然だよね。今時珍しいテレポートものだからって、変に重厚さとか求めたら駄目だぜ2012/03/21

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