内容説明
大提督アトラン一行は古レムール人の恒星五角形転送機ゲルックスヴィラに到達し、制御惑星ペシュナトを発見した。アトランたちはさっそくコルヴェット“キッツォグ”で惑星におもむき、調査を開始する。そこにペシュナトの幽霊と名乗るレムール人女性エルミゴアがあらわれた。驚くべきことに彼女は細胞活性装置を身につけている。問答無用で攻撃をしかけてきたエルミゴアと交渉すべく、アトランは惑星に降りたつが…。
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
プレイボーイアトラン大活躍。って、そういえばローダンは結婚するけどアトランは結婚出来ないなぁ。この差はどこにあるんだろう。2010/06/09
スターライト
1
前半は、アトランとレムール人の女性とのロマンス。後半は、ロワ・ダントンの活躍を描く。それにしても、表紙の女性と37ページの挿絵の女性が同一人物とは思えない。挿絵の方が魅力的(笑)。この巻では、ローダンはちょっとしか顔を見せない。2010/05/30
llll'
0
2011/03/12
鐵太郎
0
アトランらは、驚くべき人物に出会います。何万年も生きて、半ば狂気に陥ったレムール人の女。ここで付帯脳のアドバイスに従ってアトランの採った作戦とは。 ─「わたしを憎んでいないの?」と、レムール人。 大提督はかぶりを振り、「もちろんだ、エルミゴア。きみを愛しているから。」─ おいおい(笑)。2008/04/24
黒猫トム
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前半、レムールの女は出てくるが、哀しい人であった。吸血鬼もので一人時の中を生きるしかない者の誰からも理解されない悲哀みたいなのがあるが、まさにそんな風な。 後半は長くつ下のピッピって知ってるかい?を髣髴させる異界冒険譚であった。2021/01/16
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