内容説明
ウェンズデイ、16歳、オールド・ニューファンドランド・フォーの住人。彼女は暗い廊下を必死で逃げていた、執拗に追う怖るべき魔犬をふりきり、避難船にたどり着くために。あんな死体や謎の書類なんて見つけなければよかったのに。時間はもうほとんどない。約4年前、鉄爆弾が太陽を超新星化させ、モスコウで暮らす2億人を焼きつくした。その恐怖の衝撃波面―鉄の夜明けが、まさに今ここに到達しようとしていたのだ。
著者等紹介
ストロス,チャールズ[ストロス,チャールズ][Stross,Charles]
1964年、イギリスのウェスト・ヨークシャー州リーズに生まれる。現在はスコットランドのエジンバラに妻とともに在住。ロンドン大学で薬学の学位を取得し薬剤師として働き始めたが、ブラッドフォード大学に再入学しコンピュータ科学を学んだ。卒業後はプログラマーやテクニカル・ライターやLINUXとオープンソース・ソフトウェアを専門とするフリーライターとして働いた。幼いころからSF作家をめざしていたストロスだが、1986年イギリスのSF専門誌インターゾーンで短篇デビュー。2003年、アメリカのエース・ブックスから刊行された『シンギュラリティ・スカイ』で長篇デビュー。中篇“The Concrete Jungle”で2005年ヒューゴー賞を受賞。発表した長篇作品のほとんどが、なんらかの賞の候補作となっている
金子浩[カネコヒロシ]
1958年生、早稲田大学政治経済学部中退、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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