内容説明
ロボットは人間に危害を加えてはならない。人間の命令に服従しなければならない…これらロボット工学三原則には、すべてのロボットがかならず従うはずだった。この三原則の第一条を改変した事件にロボット心理学者キャルヴィンが挑む「迷子のロボット」をはじめ、少女グローリアの最愛の友である子守り用ロボットのロビイ、ひとの心を読むロボットのハービイなど、ロボット工学三原則を創案した巨匠が描くロボット開発史。
著者等紹介
小尾芙佐[オビフサ]
1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 5件/全5件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ねりわさび
97
主人公の博士による回顧録として過去の短編を編纂したSF連作短編集。アシモフは小説家というより科学者としての素養が高いのでドラマとして共感しにくい作品が多い。劇作としては最終部「災厄のとき」が人類とロボットの未来を明瞭に描いていて面白い。ウィル・スミス主演で映画化された作品の原作なのですが舞台設定を借りただけで映画内容とは関係ありません。20世紀のロボット研究書として読むのなら面白いと思いました。2022/08/14
Aya Murakami
93
うそつきに出てくるうその理由…。まごうことなきいけず京男ですね。京女かもしれませんが…。今年に入って多摩市長選にAIが立候補?な出来事がありましたが将来的には忖度するAI政治家とかでてくるかもしれません(笑)2018/05/27
里愛乍
71
キャルヴィン博士を中心にひと繋がりとなった短篇集。各章に出てくるロボットはどれも味があり、どことなく可愛らしくもあり。有名な『三原則』という縛りがあることにより人間とロボットの関係性がすごく面白いものになっています。SFというジャンルを読み出したのは最近で、これまでむしろ避けていた感があったんですが一番最初に読んだSFが本作なら、アシモフなら読んでいたかもしれない。そう思わせるくらいのさすがの名作でありました。2016/01/04
むっしゅ
70
ロボットに興味をもち拝読。 内容はロボット工学三原則に基づき造られたロボット達と設計者達の話を描くSFミステリー 本編は9篇の短編集で其々型の違うロボットが登場(後半になる程高性能)。テスト中のロボット達は原則を守るが故に誤作動する問題(ジレンマ)が発覚、人間はその挙動に翻弄され解決策を迫られることに… 登場人物はロボット心理学者と製作会社の実地テスト員他個性的なロボット達。 話は主にロボットの謎行動を探るミステリー部分で、論理的/心理的観点等からの原因究明→解決部分が非常に興味深く楽しめた。視点が秀逸2025/12/31
かみぶくろ
65
4.1/5.0 オーラがすごい。アシモフまじ偉大すぎる。かの有名なロボット三原則に絡めつつ、時代の進展とロボットの発展に沿って語られる連作短編集。もちろん独特の読みづらさはあるけれど、70年以上前の作品とは思えない、想像力と科学的知見に満ちた見事なSFっぷり。人間って案外すごいのかもって、なんか改めて思った。2023/01/28
-
- 洋書電子書籍
- It Takes a Psychic
-
- 電子書籍
- 悲願千人斬(下) 文庫コレクション 大…




