内容説明
ネビュラ賞とローカス賞を受賞したビッスンの諷刺SF、カナダを代表する作家ソウヤーによる、シャーロック・ホームズのパスティーシュSF、論理のアクロバットを駆使したオーストラリアの作家イーガンのハードSF、ナノテクとバレエをテーマに描くクレスの感動作…成熟を迎えた90年代SFを代表する作家の傑作中短篇のほか、各篇の解説や英語圏SFの受賞作リストなどの資料も充実させた、ファン必携のアンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
記憶喪失した男
11
「人間の血液を蠢く蛇」と「ルミナス」が面白かった。訳文がうまいのか、文章が上手な短編が多く、独創性や珍しさは少ないアンソロジーだった。2020/11/25
KUMYAM@ミステリーとSF推し
4
フリーズナー『誕生日』、執筆動機が怒りだというのがわかるような気がする。クレス『ダンシング・オン・エア』、長編で読んでみたい。2020/12/17
タコ星人
3
イーガンは相変わらず何言ってるのかさっぱりわからず、苦手なのでスルー。 Tチャン『理解』は、似たような設定の映画を観た気がするのだが思い出せず。 Nクレス『ダンシングオンエア』は既読だったが、この作品集の中では頭抜けている。社会派SFといった感じが好き。 他にも読んでみたいと思わせる作家は『棺』のロバートリードだが、ほとんど翻訳されておらず残念。 全体的に傑作選上巻より読みやすかったが理由はわからず。気分の問題?2026/04/23
酔花
3
上巻と比べると、驚くほど個人的趣向に合う作品が多く、非常に楽しめました。イアン・マクドナルド「フローティング・ドッグス」は、人間が不在になった時代で、人間同士の戦争を代行する生物兵器が哀しい。最後のビジョンの美しさが際立ちます。マクデヴィット「標準ローソク」は身勝手な男の性と夢想が交じる短編。オチは夢見すぎでは笑。ナンシー・クレス「ダンシング・オン・エア」はナノテクによる身体強化とダンスをかけ合わせた作品。危険かもしれないという曖昧な可能性よりも、今に懸ける気持ちはよく分かる。2026/03/21
源次/びめいだー
2
2003年星雲賞(海外短編)「ルミナス」など10短編を収録。面白かったです。2024/06/01




