内容説明
スターウェイズ議会に対して叛旗をひるがえした植民惑星ルジタニアを殲滅し、同時にデスコラーダ・ウィルスが銀河に蔓延することを防ぐべく、議会は粛清艦隊を派遣した。艦隊の到着まであと数週間となり、ルジタニアに住む三種類の知的生命体―人間、原住種族ペケニーノ、窩巣女王ひきいるバガーたちは、それぞれの形で生き延びる道を探ろうとするが…『エンダーのゲーム』にはじまる壮大なシリーズ、待望の最新長篇。
著者等紹介
田中一江[タナカカズエ]
東京女子大学文学部卒。英米文学翻訳家。訳書に『私はイブ』サイズモア&ピティロ、『エンダーズ・シャドウ』カード、『裁判はわからない』ホール(以上早川書房刊)他多数
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiman
4
出版以来12年ぶり再読か・・・。またまた「ゲーム」のピーターのあのシーンが読みたいな、とか思ってたのだけども、最近ずっと「ゼノサイド」初読でのけぞりそうになったカードの中国etcの政治&宗教観が思い出されてしかたがなかったのでいきなりクライマックスからの再読。(作者はどこかで派手好き名古屋男子と遭遇されたのでしょうか?)2013/08/21
どんまいシリル
3
ジェーンの存在で、より複雑な宇宙になり、理解を超えている。グダグダ言い合い悩める登場人物の会話で、物語は停滞している感じだが、流れ着く先に、絶体絶命の危機があり、下巻に期待。2015/12/27
いとく
2
積ん読本。かなり前に『エンダーのゲーム』を読んで→今回、本書を読みました。当たり前というか途中で気づいたのですが。この間にシリーズ本がいくつかあるんですね。。分かるのが辛うじて数人の人物だけという状態で、かつ、ちょっと読みにくいかなという本文を(自分的には)頑張って読みましたが、結構、それなりに話にはついていけるものなんですね。話の続きは下巻に期待。2019/11/19
VAVA
2
エンダーの子どもたちの物語。下巻が気になる。2013/06/05
damekinoko
2
まさかのトンでも日本、中盤でしばらく手を置いてしまった。/ ノヴィーニャは作者の身近にかなりかなり近いモデルが居るような気がする。読んでいてちょっと辛い。2011/01/17