ハヤカワ文庫<br> 巡洋戦艦“ナイキ”出撃!(上)―紅の勇者オナー・ハリントン〈3〉

ハヤカワ文庫
巡洋戦艦“ナイキ”出撃!(上)―紅の勇者オナー・ハリントン〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113148
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

グレイソン攻防戦から1年、ようやく負傷からの復帰を果たしたオナー・ハリントンは、最新鋭の巡洋戦艦“ナイキ”の艦長に着任、王国防衛の最前線―ハンコック駐屯地へと向かった。闘将サーナウ提督麾下の機動戦隊に編入されたハリントンは、天性の指揮官ぶりを十二分に発揮し、部下たちを鍛えあげていく。一方ヘイヴン人民共和国では、噴出する国民の不満の矛先をそらすため、一大侵攻作戦が密かに立案されていた…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

5
女性らしさが感じられないなあ、などと書くと反発を招きそうだが、前巻まではハリントンが男性であってもストーリー的には不都合はなかった。たしかにヤングとの因縁はあるかも知れないが、ロマンスの一つもないのかとは思っていたら…。この「彩り」が今後どうなるのか。2013/07/29

鐵太郎

2
 民共・・・ヘイヴン人民共和国は、共和制を政体としています。過剰な福祉政策がその根幹であり、財源の確保が政府の存続に直結します。そのために戦争を起こして近隣諸国を併合し、搾取する必要があるのです。そのためにはまた軍事費という化け物のような財源が必要となる。恐るべき悪循環です。統治する側に立つ世襲の人民共和国議員で構成された政府としては、さらに生活保証金の増額を要求して人民に媚びを売ろうとする野党陣営に対抗するために、何か手を打たなければならない。かくして、ある軍事作戦が計画されます。2009/09/10

siopop

2
今作では主人公は巡洋戦艦の艦長に着任し、提督を乗せる旗艦艦長に着任します。いきなりのアクシデントに巻き込まれたりするものの、物語は地味に進みます。 主人公の副長に任命された人物はみな出世出来るって逸話が楽しかったです。 この先物語が進んだら、出世した副長たちが艦隊に配属されて来たりするのでしょうね~楽しみです。 毎回の事ですけどこの作品群前篇は導入部分的物語が主なので、艦対戦シーンも地上戦シーンも未だお預け状態です、早く下巻に進まないと盛り上がるシーンは読めないようです。2014/02/01

610

1
昇進して新しい船をもらって…という前作、前々作と同様な定番展開でシンプルなワクワク感が楽しい。ただ、この上巻は本格的な作戦があるわけでなく、終始人間関係と作品舞台の背景描写がされているだけです。爽快で手汗にぎる展開は下巻までお預け。2021/04/15

1
話としては、人間関係も含めて面白いのだが、人名を民族的に付けるとかでもしてくれないとどちらの勢力のメンツなのか、わかりにくいのはあいかわらず。 面白いけれども、「SFのおもしろさ」でもないのもあいかわらず。2013/07/29

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